コンビニへよろう
小雨の夜。
小雨がやんだとき、僕の恋は終末をつけた。

雲の間から月の光には傷ついた僕にとってはきついけど
コンビニの明かりは僕に癒してくれる。
明日の為にコンビニへよろう。

コンビニはなんでもそろってるけど
恋に効く薬は置いてないらしい。

君に振り向かせたくて
マルボロを吹かしたり、盗んだバイクで乗り回したけど
やっぱり振り向かなかったね。

馬鹿な事したと思ってるけど
後悔なんてしていない。

君と出会えて良かったと心から言えるように
明日の為にコンビニへよろう。

本当に好きだったよ。夜空を見上げると
星がいくつか僕に慰めるように静かに輝いてた。

いつか君と出会ったとき、笑顔で会えるように
明日の為にコンビニへよろう。