ETERNITY
貴方を悪戯に待ちつづけて
永い時間を過ごしてしまったわ
時計の針も永遠の時間へと
その小さな秒針を刻もうとしている
もう随分貴方の名前を呼んだかもしれないのに
答える貴方の声も聞けないまま
暗闇を手探りする私の手

ETERNITY
ETERNITY

相変わらず私は待ちつづけているの

その終わりのない時間を越えて
貴方の元へ飛べればいいのに
秒針は翼へと変わって
時間の向こう側の貴方の元へと
永遠の時間なんていらないから
どうか私を貴方の元へ連れていって
貴方の名前を呼びながら
暗闇を手探りする私の声

ETERNITY
ETERNITY

時が経つにつれて貴方の面影は
私の記憶から消されて行くのがわかるの
もうどんなに待っていても
貴方は私の元へは戻らないことも
貴方はけっして心変わりしないことも
思うようになったわ
私は過ぎ去る秒針のもとで
時間を確かめてみる
そのとき永遠は終わっていた