投稿募集
皆さんのお薦めな推理小説を募集しています。
掲載をご希望の方は、メールのタイトルに「お勧め推理小説掲載希望」と書いて送ってくださいね。
皆さんからの投稿をお待ちしています。

10.「星降り山荘の殺人」  倉知淳著
○推薦者:りりさん

主人公は、二枚目スターウォッチャーのマネージャー見習い。
舞台は雪山に閉じ込められた山荘。
様々な個性的なキャラクターの揃ったこの山荘で殺人事件が起こります。

「雪山に閉じ込められた山荘」というべたな設定にもかかわらず各章の始めに入る説明(宣言?)によってほかの小説にはない新鮮さと結末の意外感が得られました。
トリックについては特別難しい(すぐ解けるということではなくて、謎解きのときすんなり理解できるということ)というものはありませんでした。
読んでもらった方にぜひ最後の気持ちのよい騙されを感じてほしい作品です。


9.「異邦の騎士」  島田荘司著
○推薦者:メタギアさん

物語の始まりに、主人公であるこの『男』は見知らぬベンチで目を覚ますことになる、それが、ある『夢』の始まりだとは気がつかずに・・・・

記憶を無くした主人公が占星術師の探偵と共に失われた過去を取り戻す「記憶喪失ミステリー」
島田荘司が作り上げた名探偵「御手洗潔」の初登場になる作品である。
島田荘司氏独特の手法によって描かれる事件は随所にドラマティックな演出がほどこされ、『推理小説』という硬い読物に手が伸びない人でも読んでいて飽きの来ない仕上がりになっている
じょじょに明かされていく主人公の奇怪な過去そして最後に開かされる衝撃の真実
この「謎」を堪能してもらいたいです


8.「姑獲鳥の夏」  京極夏彦著
○推薦者:あかぺさん

関口が体験した若かりしころの思い出。
それは真実なのか?それとも虚偽?夢?
・・・そしてとある探偵事務所に訪れた女性からの依頼をモトに、どんどん広がる事件と関口の記憶の交錯。
最後はなんと・・・?

まず2〜3個の起承転結の「起」があり、後半でそれらがどんどんつながっていくのは読んでて気持ちいいです!
・・・最初はとっつきにくいかもしれませんが、おそらく取りこまれるでしょう。
・・・わからなかったら、中盤まで読んでまた最初から読みなおすと、わかるハズ。
・・・このシリーズ、榎木津がいい味だしてます。
早く最新シリーズ出ないかなぁ〜〜〜(現在、7シリーズまで発売中)


7.「8の殺人」  我孫子武丸著
○推薦者:あかぺさん

刑事の恭三が担当した事件。
不思議な建物の中で発生したこの複雑な犯罪の裏にあるトリックとは?
・・・恭三の2人の弟妹(しんじ・いちお)のドタバタ推理が面白いこのシリーズ、お勧めです。
トリックも結構奇抜なものがそろってます。
人形シリーズがイチ推しなんですが、すでに記述されてるので、こちらもど〜〜〜〜ぞ♪


6.「孤島パズル」  有栖川有栖著
○推薦者:クルルさん

英都大学推理小説研究会の紅一点、麻里亜が初登場の作品です。
江神部長以下3名が宝捜しパズルに挑むべく赴いた南海の孤島。
メインテーマは宝捜し(パズル)。みごと解ければ推理研の面目躍如。
楽しむ間も束の間、そこで起こる殺人事件に巻き込まれてしまう。
話的に前作「月光ゲーム」とは繋がりはありませんので、ご安心を。


5.「月光ゲーム−Yの悲劇 ’88−」  有栖川有栖著
○推薦者:クルルさん

私はハードカバーで買ってしまいましたが・・・(^^;
有栖川氏と言うと火村シリーズを思い浮かべる方も多いと思いますけが、このシリーズでは大学生のアリスが活躍(?)します。
探偵役には江神さんと言うアリスの先輩がいます。
もちろん火村先生に負けずに魅力的なキャラですのでご安心を(笑)
内容は簡単にいうと火山の噴火で山中に閉じ込められた学生たちの間で連続殺人が起こるというもので、ある意味密室です。
また、この作品は有栖川氏のデビュー作でもあります。
この後、「孤島パズル」「双頭の悪魔」とシリーズは続きますが、それはまた後日ということで。


4.「ハサミ男」  殊能将之著
○推薦者:電気さん

はじめに・・・・犯人は主人公です。
でも、ネタバレではありません。
主人公であるハサミ男は、二人の女性を殺しています。
そして、三人目のターゲットをみつけて付けねらいます。
しかし、そのターゲットが別の人間に殺されてしまいます。
ハサミ男の犯行に見せかけた第三の殺人。
主人公はその犯人を捜しはじめます。犯人は誰か・・・・・・

主人公は毎週土曜日になると、「あること」をします。これがすごい。

僕は五分の一ほど読んで「ある秘密」に気づきました。
これから読まれる方はどうでしょう?
クロスファンとしてはこれに気づかないと・・・


3.「占星術殺人事件」  島田荘司著
○推薦者:電気さん

土の中から、体の一部が無い死体がつぎつぎにみつかる。
頭が無いもの、片腕が無いもの、片足が無いもの、などなど。
なぜ、からだの一部が無いのか、がポイントですね。


2.「人形はこたつで推理する」  我孫子武丸著
○推薦者:電気さん

天才腹話術士が主人公のシリーズ第一作。
猫が推理する、と言う有名なシリーズものがありますが、この本では、人形が推理をします。
その「人形」というのは、主人公のもう一つの人格なんです。
ほのぼのして、かわいいところも多い小説です。


1.「三つの棺」  ジョンディクスン・カー(カーター・ディクスン)著
○推薦者:電気さん

密室殺人です。トリックは、面白かったと思います。