へたうま見聞録(番外編):「年始にふと考えた」
へたうま見聞録(番外編):「年始にふと考えた」



新年あけましておめでとうございます。
「へたうまWeb」のAYAです。昨年のご愛顧ありがとうございました。本年も「へたうまWeb」よろしくお願いいたします。
昨年、友人たちから「オリジナル情報が少ない」と指摘され続け一念発起、「へたうま見聞録」というエッセイを始めてみました。どうぞご覧になって下さいね。

さて、昨年は皆様にとってどんな年でしたか? 私にとっては、個人的に色々と考える事の多い年でした。私の好きなアメリカの歌手・バリー・マニロウの曲に"It's Just Another New Year's Eve"という曲があります。大晦日の曲。いろいろあっても、いい友達もできたし、今夜は人生をやり直す新しいチャンス...。そんな感じの曲で、実際大晦日に聞いたのですが、ジンときました。

岡山は今年「岡山城築城400年記念」と銘打って数々のイベントがあり、大晦日から元旦にかけてもありました。岡山城にステージを作ってレーザー光線と音楽のイベントがあったり、表町商店街が午前2時まで開いていたり。とにかく今までにない事だったので、「どこからこんなに来たん?」と言いたくなるほどのたくさんの人出がありました。
暖かく、深い霧が出ていたので、レーザー光線のショーも、街角のイルミネーションも、見慣れた岡山の風景すら幻想的に見えて、とても良かったです。
午前1時から商品券の当たるクジの抽選会。抽選会場にいないと当たらない仕組みになっているので、会場は押すな押すなの人でした。抽選番号は、なぜか似たような番号ばかりで、私達の持っている番号からは程遠いものでした。当たったら飲み代になるはずだったのに。チッ。来年もこんなイベントするのかしら? と冷ややかな岡山県人は思うのでした。

元旦から開いているお店も増えていて、「正月らしくないなあ」との声もあります。ボーダーレスが確かに進んでいますが、余り進みすぎるとすべてが日常化して、かえってつまらない世の中になるのではと思います。変わっていく行事もあるでしょうが、変わらない(変わらないというか、変わっていくスピードが非常にのんびりしている)行事も大切にしていきたいものですね。

(97/01/01)

(C) HETAUMA HONPO 1997


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