** ゴルゴ13 分析 (第64巻) **



分析の中で、本来の標的以外の殺害については、混乱を避けるために 「射程」「武器」については、分析対象外としています。

第64巻:海難審判      

タイトル

第64巻:海難審判      

作品名 221
222
223
・海難審判         
・10月革命の子      
・2万5千年の荒野     
総ページ数 258 発行日 87/08/10
裏表紙 表背表紙
話 題

 

 

 

 

 

 

 


 ・作品名: 海難審判          

内 容 イラン海域に無人の貨物船が漂着した。積み荷はイラン陸軍が買い付けた武器弾薬。 積み荷の所有権をめぐって、イラン政府と船主であるニコマコスが争い、審理が進められる。実は、この奇怪な海難事故の影にはゴルゴが絡んでいた..。
標 的 国際詐欺団(ギリシア海運業者ニコマコス、ユピテル号船長)
依頼人イラン陸軍
ギャラ射 程・3m(ユピテル号船長) ・300m(ニコマコス)
舞 台・洋上(ユピテル号船長) ・イギリス・ロンドン(ニコマコス)武 器リボルバー、アーマライトM16
殺害数4〜18SEX
コマ数391コマ登場数19コマ
ページ89ページ発 表84/03
話 題・46巻「国王に死を」につづいて毛深いイラン人男性のシャワーシーンが収録されている。ある種の読者サービスなのか知れない。 ・ゴルゴが直接殺害した人間は4人まで確認できる。事故の犠牲者(死亡+行方不明)もカウントすると殺害人数最大18人である。

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 ・作品名: 10月革命の子       

内 容 党書記の伯父を殺されたムラトフ大佐は、事件の黒幕がクレメンコ将軍であるとにらむが、英雄の称号を持つ将軍には手が出せない。アフガニスタン転属を命じられたムラトフは、自分の死を予感し、ゴルゴに復讐を依頼する..。
標 的 ビクトル・クレメンコ将軍(KGB第一副議長)
依頼人ウラジミール・ムラトフ(KGB第二総局大佐)
ギャラ10万ドル(現金)射 程
舞 台ソ連武 器
殺害数1SEX
コマ数196コマ登場数19コマ
ページ41ページ発 表84/11
話 題・小品ながらクレメンコ将軍がいい味出している。 ・チェルネンコ・ソ連書記長が出ている。

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 ・作品名: 2万5千年の荒野      

内 容 運転開始を控える南カリフォルニアの原子力発電所。技師バリーは、安全対策を蔑ろにする経営首脳陣と対立したために、逆に発電所から締め出され、偶然ゴルゴの狙撃の現場を目撃してしまう。同じ頃、発電所内部では不気味な事故の予兆が起こっていた..。
標 的 (1)リーバマン(南カリフォルニア・G&E社会長) (2)ヤーマス原子力発電所内の厚さ40mmのステンレスパイプ
依頼人(1)不明 (2)コモン・バリー(ヤーマス原子力発電所安全課長)
ギャラ(1)不明 (2)50万ドル(現金)およびリーバマン狙撃の目撃者の命射 程(1)遠距離 (2)数m
舞 台(1)(2)アメリカ/南カリフォルニア・ヤーマス原子力発電所武 器(1)アーマライトM16 (2)ホームラードングタイプの対戦車銃
殺害数1SEX
コマ数555コマ登場数66コマ
ページ123ページ発 表84/07
話 題・原発問題を取り上げた秀逸な一作。タイトルの付けかたもいい。最後にゴルゴのヒューマニティを垣間見せる。

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