内　容	世界最大の支配勢力を誇るロックフォード財閥が、ゴルゴを手中にせんと、専属契約を申し入れてきた。言下に拒絶するゴルゴに対して、ロックフォードは世界中の金融機関を動員し、ゴルゴの資産を凍結して、屈服を迫る。米大統領すらも影響下に置く巨大権力を前にしてゴルゴがとった行動は．．。
標　的	（１）シャリム・ギデオン（ジューイッシュ・マフィアのボス） （２）デビッド・ロックフォード（ロックフォード財閥の当主）
依頼人	（１）ローゼン・ザメック（ユダヤ人事業主） （２）黄疆孫（世界の華僑を統率する黄一族の総帥）
ギャラ	（１）１０万ドル（現金） （２）額面不明（アタッシュケース一個分の貨幣）	射　程	（１）150m （２）？
舞　台	（１）アメリカ （２）スイス／ローザンヌ	武　器	（１）アーマライトＭ１６ （２）？
殺害数	2	ＳＥＸ	−
コマ数	385コマ	登場数	163コマ
ページ	87ページ	発　表	84/08
話　題	・ロックフェラー陰謀もの。続編に６６巻「謀略の死角」があり、シリーズ化されると思いきや以降は打ち止め状態。ちなみにロックフェラー財閥は２３巻「呪術の島」、１０２巻「ブラックジャイアント伝説」に登場する。 ・作品冒頭で滞在していたホテルが７１１３号室だった。 ・レーガン米大統領登場。

内　容	パソコンマニアの少年マークは、好奇心からCIAのデータベースに不法侵入して、ゴルゴの存在を知る。その人間離れした経歴を示すデータに関心を持ち、マークはゴルゴに接触しようとする一方、CIAはデータ通信侵入の捜査を開始した．．。
標　的	−
依頼人	−
ギャラ	−	射　程	−
舞　台	−	武　器	−
殺害数	1	ＳＥＸ	−
コマ数	191コマ	登場数	1コマ
ページ	40ページ	発　表	83/12
話　題	・ゴルゴの姿がついにラストまで登場しなかった作品。 ・３４巻「殲滅」の銃撃戦が７７年２月１０日に発生したことが判明。

内　容	政治家のセックス・スキャンダルをスクープした女カメラマン・キムは、チンピラに襲わそうになったところを、ゴルゴに助けられる。キムはその正体を知らずにゴルゴに近づくのだが、スキャンダルを暴かれた政治家がキムに報復するために殺し屋を雇ったという情報が飛び込んできた．．。
標　的	メス使いの殺し屋（氏名不明）
依頼人	？
ギャラ	？	射　程	100m
舞　台	アメリカ／サンフランシスコ	武　器	ア−マライトＭ１６
殺害数	1	ＳＥＸ	白人一般
コマ数	214コマ	登場数	65コマ
ページ	44ページ	発　表	83/09
話　題	・ゴルゴが標的にわざと自分の姿を撮影させている。

内　容	ケベック市内で伝染病が発生。出血熱と炭疽病を併発するこのウィルスは、カナダを数日で壊滅させかねない。陸軍情報局は調査の末、伝染病の感染源をイギリス国防研究所の細菌兵器に突き止めた。しかし、このウィルスを保菌してカナダに潜伏する最後の一人が、ゴルゴであった．．。
標　的	オグルビー（イギリス人、医師）
依頼人	クリフォード・コベントリー（イギリス陸軍中将、科学戦防衛研究所所長）
ギャラ	？	射　程	遂行せず
舞　台	−	武　器	−
殺害数	0〜4	ＳＥＸ	−
コマ数	350コマ	登場数	22コマ
ページ	83ページ	発　表	84/05
話　題	・伝染病パニックもの。類似テーマに「病原体レベル4」がある。 ・標的死亡につき依頼未遂行。