** ゴルゴ13 分析 (第1巻) **



分析の中で、本来の標的以外の殺害については、混乱を避けるために 「射程」「武器」については、分析対象外としています。

第1巻:ビッグ・セイフ作戦

タイトル

第1巻:ビッグ・セイフ作戦

作品名 001
002
003
004
・ビッグ・セイフ作戦   
・デロスの咆哮      
・バラと狼の倒錯     
・色あせた紋章      
総ページ数 303 発行日 76/11/15
裏表紙 表背表紙
話 題 ゴルゴ13単行本シリーズの記念すべき第1巻である。

 

 

 

 

 

 

 


 ・作品名: ビッグ・セイフ作戦    

内 容 精巧なニセ札製造の責任者である元ナチの親衛隊長ベルンハルト・ミューラーの狙撃依頼を請け、ニセ札を保管している大金庫に忍び込みミューラー殺害を遂行。
標 的 元ナチの親衛隊長ベルンハルト・ミューラー
依頼人英国諜報部(MI6)
ギャラ推定16,000ポンド射 程4m
舞 台スイス/チューリッヒ武 器ア−マライトM16
殺害数3SEX白人娼婦(?)
コマ数506コマ登場数218コマ
ページ75ページ発 表68/11
話 題何と言ってもゴルゴが若い。でもこの若い顔も数巻で終わり、現在の顔に近づいている。この頃は、眉が太く、唇が左右で下がり気味である。ギャラを受け取ったとき、「領収書はいらないだろうね?」など、今では考えられないおしゃべりである。

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 ・作品名: デロスの咆哮       

内 容 フランスの長距離核弾頭ミサイル開発の全指揮を取るマクシミリアン国防長官の妻子(24年前にナチスによって拉致)のニセものを使って、謀略を計るKGBの策略を知ったフランス情報部オマイリー部長がニセ者の妻と息子の殺害をゴルゴに依頼する。
標 的 マクシミリアン国防長官のニセ妻子
依頼人フランス情報部オマイリー部長
ギャラ射 程70m
舞 台ギリシア/ミコノス島武 器ア−マライトM16
殺害数6SEX白人マダム(アルガリータ)
コマ数510コマ登場数181コマ
ページ77ページ発 表68/12
話 題捕らえられたゴルゴが、相当に焦っている姿が描かれている。

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 ・作品名: バラと狼の倒錯      

内 容 娘ミラーカを性の虜にして奪った“黄色いバラ”の殺害を父親コルス・ロドリゲスの依頼で遂行するが、“黄色いバラ”の正体とは。
標 的 ”黄色いバラ”
依頼人父親コルス・ロドリゲス
ギャラ3万ドル射 程4m
舞 台イラン/ペルセポリス武 器ア−マライトM16
殺害数2SEX
コマ数539コマ登場数256コマ
ページ76ページ発 表69/01
話 題第1話のビッグ・セイフ作戦同様、変装したゴルゴが登場する。「さいとう」先生の作品シリーズに「シュガー」があるが、シュガーもよく変装する。この頃は良く似てると思う。

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 ・作品名: 色あせた紋章       

内 容 CIAに捕らえられたKGBの“幻のソーニャ”と、KGBに捕らえられた“勇者リーベック”との交換に乗じて、西側に亡命しようとするクリューガーAVO(ハンガリー秘密警察)長官がリーベックを連れてくるKGBのキニスキー部長の殺害をゴルゴに依頼する。しかし、このスパイ交換には裏が。
標 的 KGBのキニスキー部長だったはずが。
依頼人クリューガーAVO(ハンガリー秘密警察)長官
ギャラ10万ドル射 程-
舞 台オーストリアとハンガリーの国境武 器
殺害数6+SEX
コマ数523コマ登場数172コマ
ページ73ページ発 表69/02
話 題KGBをここでは、まだKGVと言っている。また、後の話にも登場するKGBのキニスキーとCIAのフーバーが初登場。ゴルゴ本人が「日露混血だ」の発言をしている。

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