マティスのポストカード
| マティスの『切り紙絵』のポストカード。 30枚のポストカードが1冊の本のように綴じられている。 簡単に切り離せて、1枚1枚使用できる。 そのまま画集として楽しむも良し、葉書として使うも良し。額に入れたり 並べて立てかけても良し。さりげなくころがっているだけでも。 マティスは1869年、フランスに生まれる。21歳の頃、盲腸で長期入院。 その時暇つぶしに母から与えられた1箱の絵の具で絵画に開眼。 「色のマティス。形のピカソ」と、かのカンデンスキーに言わしめたほ ど色を駆使した作品をたくさん創作。 赤で彩られた室内の絵は美術の教科書にも載っている 。 世間にも認められて次々と作品を発表していた大画家マティス。 ところが晩年70歳過ぎて、またまた大きな病気になっちゃった。 十二指腸癌に肺の病気、インフルエンザ・・・。 胃脱症で鉄のベルトをつけてベッドに寝たまま。なんとか椅子に座る ことはできても、立っていることはできない状態。 さてさてどうしよう。ベッドや車椅子でもできる創作活動はないものか。 そんな中で始まったのがこの『切り紙絵』。ガッシュを塗った無地の紙 を切り抜いて創られた「ジャズ」(1947年)を出版。その作品をポストカ ードにしてあるのがこれ。 「色彩は光を表現する手段だが、光とは物理的現象というよりも、むし ろ現実の中、つまり芸術家の頭の中に存在する光のことである。」 アンリ・マティス Henri Matisse 30Postcards Cut-outs (切り離し可の30枚綴り) 発行 TASCHEN(タッシェン) 700円 書店や雑貨店にて購入可 (2002.10.2) |