切り飾り
| 島根県は石見地方の民芸品、「切り飾り」。 和紙を2つ折りにして、切り絵の手法にて描かれた正月の絵。 赤い台紙の上にはってあるこの「切り飾り」は、図案が単純化 されておりシンプルで、いさぎよいモダンさがある。 古い昔ながらの民家に似つかわしそうだが、グラフィックアート に限りなく近いので現代のインテリアにも合う。 「切り飾り」は「切り絵」とも言われ、写真のような正月を始め とする祭事用のもの、神楽の時に天蓋から吊るすものなど さまざまある。 これは石見地方のものだが、行事に合わせて「切り飾り」を 装飾に用いる風習は各地方にあり、その地方独特の図柄も あるという。 気負わず、日々の生活から生まれたものは美しい。 右の写真の和紙に丁寧に包まれているのも、また良し。 「石見とんどかりやの切り飾」 (2002.12.27) |