キリスト生誕

キリスト生誕

父がメキシコで買って来た、キリスト生誕の土人形。
聖母マリアと父ヨセフ。二人の足元には布にくるまれた幼子イエス。
周りには、キリストの生誕を祝う天使、星、南国の花や鳥。南半球のクリ
スマスは、やはり夏。父と一緒に、イエスを覗き込んだものだ。


息子が通っていた幼稚園はカトリック系で、毎年クリスマスには「キリス
ト生誕」の寸劇が行われた。カトリック圏でのクリスマスには、ツリーと並
んでこのような「キリスト生誕人形」は欠かせないという。息子がいただ
いた役は、「星」。本人はたいそう気に入り、茶色のマントに大きな金の
星のへアバンドをつけてキラキラ輝いておりました。
一生懸命に演じるあどけない瞳が懐かしい。今や息子は180cm、細マッ
チョの巨体です。

思い出が胸の中にいっぱいある。それは、幸せなことです。どんなクリ
スマスの飾りよりも心が温まる。


                                  (2009.11.28)

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