「花・植物-6」
| 小さな庭だが、数歩移動するだけでもいろいろな秋に出会える。 「コクリュウ」は、つやのある黒い真珠の実をつけてくれた。 指輪にでもしてみようか。それとも首飾り。 緑の庭の中、低い位置に黒を入れると、引き締まって良い情景と なる。 (2008.10.1) |
ススキ
| 急な足取りでやってきた秋。 まさか、こんな穂が出るとは知らず中庭に植えた「リトルゼブラ」。 予期せず、サプライズプレゼントを受けた気分である。 「ありがとう、ありがとう」と秋に言いながら、リトルゼブラを眺める。 草丈は40〜50cmとほどほどに低く、改めて調べてみると「コンパクト タイプの斑入りススキ」とあった。 他にも、シマススキやタカノハススキも植えているのだが、こちらは 未だ穂を出さず。 (2008.9.30) |
トマト
| 庭で育てる野菜は、草花と同様に愛おしい。 深呼吸しながら眺めるひととき。 トマトには、キラキラ光る天使の環があるのだ。 (2008.8.26) |
カシワバアジサイ
| 庭のカシワバアジサイの花が、咲き終わった。 葉の形が柏の葉に似ているのでつけられた名、カシワバアジサイ。 アジサイの一種だが花の外形が球をなさず、先が尖った円錐形を している。自分の重さに耐え切れずうなだれて咲くので、そばに寄っ て励ましてやりたくなる。 惜しいとは思いつつも来年の花芽ために枝を切り、せめてもと記念に 写真に収める。 (2008.8.1) |
ハスの池
| 「広いハスの池があるのですか?」 そんな質問をされました。 いえいえ。我が家の『ハスの池』は、直径40cm程度の口広の鉢です。 私にとっては、これで充分な広さの極楽池。 知人から苗を譲り受けて3ヶ月。今年は開花はダメかと諦めていたところ 葉の茎を急に伸ばし、続いてたくさんの花をつけました。今朝も10個め の花芽を見つけて喜んだところ。 右奥に立つ枕木の柱の向こうは畳3枚分ほどの畑です。トマトやナス、 きゅうり、ズッキーニ、バジル・・・。 植物と触れ合うと、生きる喜びを感じます。 (2008.7.24) |
つぼんだ つぼんだ
| つぼんだつぼんだ なんの花がつぼんだ れんげの花がつぼんだ つぼんだと思ったら いつの間にかひらいた 「れんげの花」とはハスの花のこと。 太陽が高く上がる頃にはハスの花は閉じてしまう。そうして朝の訪れと共に、 また開く。当たり前だけど、やはり花は生きている。世界は循環している。そう感 るのです。 幼い頃、親戚の家の近くのハス畑に父と手をつないで花を見に行きました。そこ で確か聞いたような気がします。ポンッという開花の音を。・・・そんな幸せの記憶。 我が庭で音はせず。あれって、空耳だったのでしょうか。 (2008.7.23) |
ひらいたひらいた
| 庭の鉢に植えたハスの花が開いた。 朝の庭でしゃがみ込み、しばらくの間じっと見とれる。小さな生態系の世界では 虫も共存。花に導かれるように飛来する。 中国では仏教伝来以前より、泥の中から汚れのない花を咲かせるこのハスは 純粋のシンボルとされている。確かに濁った水の中から立ち上がる清い花には、 格別の気品がある。また、ハスは仏陀の生誕を告げて開花したと言われ、極楽 世界は神聖なハスの池だと信じられている。 ひらいたひらいた なんの花がひらいた れんげの花がひらいた ひらいたと思ったら いつの間にかつぼんだ この「れんげの花」ってハスの花のこと。 朝開いたハスの花は、昼にはつぼみます。そして翌朝にはまた開くのです。 (2008.7.22) |
たまにはキュートで
| 八百屋で買った1束100円のジニア。 たまにはキュートも良いものです。 花でなら、無骨なライフスタイルも転身可能ですから。 (2008.7.11) |
七夕の星
| 七夕飾りを庭木に吊した。 きれいな包装紙で作った星たち。 天気予報によると明日の七夕、広島は晴れ。 包装紙は、叔母の土産のアンリ・ルルー。 (2008.7.6) |
ガーデンチェア
| 長い間探しに探していたガーデンチェアをやっと買った。 それも1脚のみ。座り心地が良く体をしっかりと受けとめてくれる。素材はチーク。 デンマークのメーカーのものであるが、展示品で安くなっている上に色がうまく古 びてくれており、私には最適品であった。 嬉しくて、庭のあちこちに移動しては座ってみる。ボーっとたそがれる。 家族の人数分揃うには、この先あと何年かかることやら。 (2008.7.5) |
庭のレタス
| 春先に撒いたレタスがぐんぐん成長している。 毎日のように収穫してはサラダにして食べる。 そのまま頬張ったり、ポン酢をつけ たり、肉を巻いたり、柚子胡椒マヨネーズ(柚子胡椒に少量のマヨネーズを加える)。 塩と胡麻油をかけたり・・・。 とれたて野菜は甘く生きてる味がする。 食べる前には根ごとガラス器に挿して、しばし花の代わりに愛でる。葉色や姿の 異なる個性的なレタスたち。 最近の我が家では、こうしていつも野菜が花。 (2008.6.11) |
ユキノシタのリース
| 今年のゴールデンウィークは、庭いじりで始まった。 草抜きや植え替えや、以前から気になっていたことをまとめてする。 庭の片隅で窮屈そうにしているユキノシタを間引き、リース状に寄せる。 ユキノシタなんぞ、若かりし頃は見向きもしなかった植物だった。今は 葉の模様の美しさ、赤褐色の産毛、茎や葉裏の赤、糸のようなランナー、 つうっと立ち上がる花は流水のごとく・・・惚れている。 ぐるぐると巻いた姿がユニークなラセンイと、小さなリュウノヒゲも一緒に、 植え込む。 気が付けば、あっという間に昼時。帰省している子どもの声が聞こえて来 る。「腹減った〜!」 こんな時間がずっと続くといいなあ、などと思いながら。 (2008.5.2) |
頑張るワイルドストロベリー
| デッキの板の隙間から、ひょこりと顔を出したワイルドストロベリー。 花までつけて。その頑張りを思うと、いくら邪魔でも抜くことができない。 そのまま見守ることにしよう。 (2008.4.29) |
春の山野草の庭
| 今を待っていたかのように、庭の花が順に開花し出した。 この季節は、庭に出るのが毎日の楽しみ。今日は固い蕾だと思っていた花が、 翌日には咲いていることがある。根を伸ばし、予想外の場所に新芽をのぞかせ ることもある。虫も飛び、小さな庭でもあちこちで今日一番の新しい発見。 春の息吹を感じながら、草花からエネルギーを受け取る。 シャガ、ツリバナ、ツルニチニチソウ、チョコレートコスモス、ヒューケラシルバー スクロール、アジュガ・・・どれも地味な山野草。媚びのない美しさが好きで、そ んな庭。 雑多ではあるが、葉や花で春を織るように花器に挿す。 (2008.4.22) |
2度の桜
| 東京に1週間滞在し、散り行く桜を見届けて参りました。広島に帰ってみると、 あらまあ、桜が満開。映像の巻き戻しを見ているような感覚。 今年は桜を2度楽しめる。なんだか得した気分でもあります。 自転車で桜並木のトンネルをくぐり、散り落ちた桜を拾い集めて来ました。 子どもが小さい頃は、よく2人でこんな事をしたなあ。大きな自転車、小さな 自転車2台を並んで走らせて・・・。 この春から東京で一人暮らしを始めた息子を想い、ちょっとセンチメンタルな 今年の春です。 (2008.4.10) |
ブロッコリーの花
| 今年もブロッコリーの花が庭に咲いた。ミズナの花よりも薄い黄色で華奢な出で 立ちだ。すくっと伸び上がり、4枚の花びら星を精一杯開く。 ブロッコリーの花もミズナの花も「菜の花」に似ている。 通常「菜の花」というと菜種の花のことをいう。菜種は、日本では古くから菜種油 を採るために広く栽培されている品種だ。ところが広義でいうと、菜種の花に限ら ず、アブラナ属の同様な小さな花を咲かせる植物のことを総称して「菜の花」とい うそうだ。つまり、ブロッコリーの花も「菜の花」。ミズナの花も「菜の花」。 八百屋にある菜の花同様、ブロッコリーは開花してしまうと味は良くないが、黄色 の花芽をわずかにのぞかせたばかりのものはとても美味しい。 私的な観点で言うならば、モンシロチョウが好む花は「菜の花」。 もうすぐ、庭の「菜の花」を目指してモンシロチョウが飛来する。 4月の光の中。 (2008.4.2) |
春の波
| 数日振りに帰宅すると、庭の畑のミズナが見事な満開。 暫くその場に立ち尽くす。 ミズナの作る黄色い波は、春の波。 惚れ惚れとする明るい黄色。 今年もガラスの花器に生けよう。 (2008.4.1) |
柳の新芽
| 暮れに作った、正月用の餅花。 餅の脇から新芽がたくさん出ました。触れると伝わる生命のエネルギー。 めでたい、めでたい。 餅だけの時とは異なって、春を予感させる餅花に。 冬来たりなば、春遠からじ 冬来たりなば、春遠からじ 冬来たりなば、春遠からじ 呪文のように唱えてみる。 (2008.2.13) |
多肉植物のリース
| 多肉植物で作ったリース。 まずは、多肉植物の根を切り離す。水苔をネットで包みリース状にしたものに1本 1本茎を挿して作る。 ほどなく茎から新しい根を出し、環にしがみついて育ってくれるだろう。 一口に多肉植物と言っても、その種類は千差万別で2000種類以上もあるという。 こうして見るとやはり、生のリースが好ましい。 多肉植物のリース 材料 (直径 30cm) ワイヤーネット 20cm×80cm 水苔 多肉植物の苗・小 50鉢 (ネット「Plants Life」でまとめ買い) (ホウジュン 10 ・ オトメゴコロ 10 ・ ブロンズ姫 5 ・ シロボタン 10 クロボウシ 5 ・ ニジノタマ 5 ・ ワカミドリ 5) 作り方は『多肉植物 リース 作り方』で、ヤフーにて検索下さい。 (2007.12.6) |
生命力
| 驚きました。 多肉植物の葉を転がしていたら・・・ 机の上で、いつの間にか芽も根も出していました。 何という生命力! それから 愛らしいこと! (2007.11.19) |
ビオラのリース
| 寄せ植えは、絵を描くのと一緒で、色や形、テクスチャーを考えながら植物を 組み合わせる。それから、土、水、栄養、日光や風、寒さ暑さ、虫・・・そんな 生態系のことも考える。ボーっと無心にやっているようで、案外頭を働かせる。 イヤ、頭というよりも、感覚を働かせると言った方が良さそうだ。 自分の小さな宇宙空間を作っているようでもある。 そうして、植物や土に触れると、心が穏やかになっていく。 ブラックのビオラのリース。 植え付けて2週間。花の形が乱れて来て、良い感じになってきた。 次に考えているのは、多肉植物のリース。 (2007.11.17) 材料:直径35cm ビオラ ブラック3鉢・パープル1鉢、シュガーバイン2鉢、コクリュウ2鉢 |
| 小さな多肉植物の鉢を英字新聞で筒状にくるみ、キャンドルやコルクと一緒に皿に 盛った。ふかふかのものやギザギザ、つるつる・・・と、多肉植物のテクスチャーは、 とても面白みがある。 体の内部に水を貯めている植物を多肉植物という。乾燥した厳しい環境に適応すべく 進化した結果だ。トゲのあるサボテンは多肉植物の代表であるが、私は草木に似た 姿の多肉植物が好きで、このところよく使う。生活にアレンジし易く、水やりもほとんど いらなく手間がかからないとあれば、ズボラな私にぴったり。 庭に広がり始めたセダムもその仲間。 (2007.11.6) |
11月はクリスマスを意識して
| 白樺の皮を巻いたキャンドルをみつけたので、多肉植物と一緒に皿に盛った。 11月はクリスマスを意識して、インテリアを整える。 インテリアは、月日の歩みと一緒で、 一歩ずつ。一歩ずつ。 (2007.11.3) |
セダム
| 知人の庭から移植した下草、「セダム」が根付き、広がり始めた。 玄関前の郵便受けの足元を覆う、緑のグラデーション。 セダムは日本名マンネングサ。ベンケイソウの仲間。水のやり過ぎにだけ気を つければ、どんどん広がって行く。旺盛でメンテナンスが容易なことから、近年屋上 の緑化にも盛んに用いられる。 私も庭に景色を作って行こう。 焦らず気負わず、少しづつ。少しづつ。 (2007.10.9) |