「花・植物-4」
朝市の菜の花
| 平和大通りの日曜朝市で、朝採りの菜の花を買った。 スーパーに並ぶ菜の花と異なり、生き生きして勢いのある菜の花だ。 葉っぱだって、鮮やかでこんなにも張りがある。 すぐに食べるのはもったいなく、土色の湯町窯のボールにいれる。 次々と開花する小さな蕾。このまま食べずに、愛でて過ごしそう。 朝市には、大地から生まれた宝物がたくさんある。 (2006.4.16) |
桜の絵葉書
| 桜のこの時期は、心の深いところから喜びが昇るように沸いて来る。 街のあちらこちらがピンクに染まる。確かな春の訪れだ。 一気に咲いて、一気に散り行く、その潔さや儚さが、桜色をより美しく感じさせる のだろう。 桜の古名は「木の花(コノハナ)」。それがいつしか「サクラ」と呼ばれるようになった。 この名前の変遷にはさまざまな説がある。 咲く花の総称である「咲くらむ」が「サクラ」になった。 古事記に登場する姫の名「木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)」が「サクラ」になった。 私が一番信じたいのは、次の説。 麗らかに咲く「咲麗(サキウラ)」から「サクラ」になった。 麗らかなこの季節、久しぶりに友人へ桜の葉書を出してみよう。 (2006.4.1) 京都で買い求めた『桜の絵葉書』 上段左から時計回りに、京都便利堂、唐長、京都便利堂、京都便利堂、鳩居堂 |
水菜の花をざっぷりと
| 小さな庭に植わった水菜の花も満開に。 大きなガラス瓶にざっぷりといれる。 野菜の花にはエネルギーがあって、とても好き。 (2006.3.26) |
緑たちに囲まれて
| 庭のクリスマスローズ。本当はそのままで、まだまだずっと花を楽しみたい。 そのまま地植えにしておけば、まだ数週間は楽しめそうだ。 が、株のためには切らざるを得まい。 潔く切って、新芽の葉たちと一緒に挿した。 シロタエギク、オリーブ、ミント、ムスカリ、ツルムラサキ、アシズリノジギク・・・。 生き生きとした新しい緑たちに囲まれたクリスマスローズは、地に植わっていた 時と、また違った表情を見せてくれる。 これが春のガーデニングの楽しみ。 (2006.3.24) 花器 サヴォイ・ベース |
水菜の花
| コップに挿して開花を待ち望んでいた、水菜の花が咲いた。 水菜もアブラ菜科ゆえ、菜の花に似た花。 が、菜の花よりも花の線が細く頼りない感じ。 なんでもないところにある美は、心をより強く動かす。 春ですね。 (2006.3.22) |
椿
| 椿を1枝頂いた。 濃い緑の艶々した葉に、エレガントなピンクの花。 椿には、楚々とした美しさがあり、他の花にはない品格が感じられる。 この花を1枝挿しただけで、部屋の空気がきゅっと引き締まった。 すると今度は、「椿には、どうも散乱した部屋は似つかわしくない。」 そんな気がして来て、慌てて周囲を片付けた。 椿は木に春で「椿」。春に花咲く木なので、そう日本で作られた国字だ。 とてもきれいな漢字だと思う。 西洋では、ツバキとサザンカの両方ともカメリアと呼ばれている。 (2006.3.11) 器 李英才工房 |
スノードロップ
| 3月というのにみぞれが降り、今年の冬は本当に寒かった。 今も小さな庭で、春と冬が入り混じる。 今年はダメかと諦めかけていた、早春の花であるはずのスノードロップが、 ようやく花を開いた。目を凝らさないと見逃してしまうほどの、丈わずか 5cmの小さな花。名の通り、細い茎から、雪の雫が滴り落ちているかの ような白い花だ。 昔読んだお話。 万物創世の神が付け忘れたのか、昔、雪は色を持っていなかった。 色を身にまといたい雪は、いろいろなものに、色を分けて欲しいと願った。 悲しいことに誰も色を分けてはくれない。その様子を哀れに思ったスノー ドロップは、自分の色を雪に分けてやることにしたという。 それからだ。雪が白になったのは。 そのお返しに、雪は寒い冬中、スノードロップを守り続けていると。 冬枯れで花の何もない庭に、この花が群れるように咲いてくれたら良いと、 植えた球根。今年の花は、10本。来年はいくつ花を咲かせてくれるだろう。 (2006.3.7) |
ブロッコリーの収穫
| 庭の片隅に、ブロッコリーの苗を2つ植えている。喜ばしいことに、 少し前から度々の収穫がある。収穫したブロッコリーは、即刻 水に挿し、コップごと冷蔵庫へ保存する。そして冷蔵庫を開ける 度に、ちょっと嬉しくなる。 枝を伸ばす品種のブロッコリーは、茎まで甘くとても美味しい。 茹でてサラダに。そのままベーコンや豚肉と一緒に炒めても。 それから、我が家のお弁当の彩りには、パセリを使わずいつも お決まりのようにブロッコリー。 (2006.2.27) |
ブロッコリーの花
| 庭の片隅に植わったブロッコリーの花が咲いた。 ブロッコリーは、アブラナ科。だから花は、菜の花にそっくりだ。 普段私たちが食べているのは、ブロッコリーの固い蕾がぎっちりと 集まった部分。 じゃあ、と思い、これまでに何度もスーパーで買ったブロッコリーを コップに挿して咲かせようとトライしたが、ことごとく失敗に終わった。 どうやら輸送の段階で、花を咲かせる力を失ってしまうようだ。 いつか庭を持ったら、ブロッコリーを植えて、花を楽しみたいと思って いた。 ジャムの空き瓶に挿して、陽だまりに置く。 鮮やかな緑と薄い黄色が光に溶けて、ほら春。 (2006.2.26) |
ヒアシンスの種
| ヒアシンスの花を1輪摘み取り、半分に切ると現れる雌しべと雄しべ。 雌しべの根元は種になる子房。なめると甘い蜜の味。 ヒアシンスの花は、枯れた後そのままにしておくと、実ができる。実の中には 種があり、その種を蒔いて育てると、花が咲くまで、なんと6年以上もかかる そう。 (2006.2.13) |
ヒアシンス満開
| その後、ヒアシンスは満開に。 花の姿は蕾の頃が一番好きだが、ゆらゆら漂う独特の春の香りは、 今が最高。 ヒアシンスを漢字にすると『風信子』。香りを風にのせて遠くまで 漂わせるから、『風』という漢字がついたのだろうか。 (2006.2.11) |
ヒアシンスのシリンダーポット
| もう一種類使っている、ヒアシンスのポット。 すとんとしたシンプルなシリンダータイプ。別にワイヤーの球根置き ハンガーがついていて、水平のリングに球根をのせる。リングには 3本のワイヤーが接続されており、折れ曲がった端をガラスの口に ひっかける。 ワイヤーははずすことができるので、普通の花器としても年中活躍。 (2006.2.3) 現行品なので、花店で購入可 日本花材梶@フロリッセハンガー 90× 235mm 1300円 |
ヒアシンスのポット
| ヒアシンスのポットは、デンマークのもの。 藁のような植物で、ポットを包むように丁寧に編んである。 まるで籠や帽子を編むように。 購入した時には白っぽい色をしていたが、購入から15年も経、茶かがった 良い色に変化した。 ぱっと見たところ、畳のようにも見える。北欧の手工芸品は、日本のものと 共通点があるものだと、つくづく思う。どちらの国も自然の素材を活かし、 経年変化を味として楽しむ。 着脱はできないものの、そんなに頻繁に濡れるものではないので、不自由は さほどない。 ただ、あれ以来、市販されているのに出会わない。 (2006.2.2) |
ムスカリはガラスの中
| ムスカリはガラスの容器に入れて、球根や根っこも眺めて楽しむ。 球根の下膨れの形や、すっと伸びる糸のような白く細い根が好きだ。 鉢だの鉢カバーだのがあるよりも、存分にストレートに、花全部を 見て愛でることができる。 毎年この時期は、こんな楽しみ方。 (2006,1,29) |
植木鉢を塗る
| 長い間散々探したが、思う色のものが見つからず。 結局、安い素焼きの鉢を塗ることにした。 黄色の砥粉とアクリル絵の具の白、黒を無造作に混ぜて塗りたくる。 ラフに仕上げたかったので筆は使わず、布やスポンジを使用した。 何度でもやり直せるし、重ねて塗ることができるので意外に楽。 希望の色は、コンクリートと我が家の壁の中間の色。背景に溶け込む色。 植物よりも鉢が目立つのはいやだから。 土を入れて、次回は苗の植え込み。 (2006.1.21) |
オリーブのピック
| オリーブの枝をピックに。 チーズにさす。 チーズはマリボー。 (2005.12.22) |
ワインにリース
| ワインにリース。 ちょっとお洒落して。 庭のオリーブの枝を丸めて、パールをあしらう。 リボンは白の別珍。 (2005.12.21) |
アシズリノジギク
| 庭のアシズリノジギクが、今まさに満開。 アシズリノジギクは、名前の通り、高知の足摺岬に自生する菊。 たおやかな白い花の美しさはもとより、葉を縁取る白いラインがとても きれい。 ちょうど今頃、足摺岬の岩場にこの菊が咲き広がる。冬の海をバックに、 それはとても美しい情景であると聞いた。 是非とも、行ってみたい。 『知る』ということは、人生の楽しみを広げること。 例え、些細なことであれ。 (2005.12.12) |
ホワイトツリー
| 広島に寒波襲来。 12月の積雪は珍しく、玄関脇のもみの木がホワイトツリーに。 毎日の生活にも、ささやかだけれど、いろんな驚きや感動があるもの。 出勤前の早朝撮影。 (2005.12.6) |
モミジの紅葉
| 庭のモミジもすっかり紅葉。 安芸の宮島を彩るモミジと同じ種類の「ヤマモミジ」。 季節によってたくさんの楽しみを与えてくれる木。 四季のある喜び。 これはその1つ。 (2005.11.30) 器:ヘドウィッヒ・ボルハーゲン 京都のアンジェにて購入 大阪梅田のハービスエントの新しい店も魅力的 |
ドングリ
| 公園で拾ったドングリは、茹でた後、新聞に広げ天日でよく乾かす。 それから瓶に入れる。 虫が出てくるのは我慢ならないから。 こうすると、10年、15年経ってもきれいなまま。 子どもが小さい時には、ひねもすドングリ拾いばかりしていた。 だからこれは、実証済み。 ドングリは、自然のくれた贈り物。 これから、クリスマスの装飾に使う。 (2005.11.20) |
クリスマスツリー
| 庭から掘り上げたもみの木を鉢に植え、足元にチェッカーベリーと ミスカンサス、アイビーを植え込む。 これが我が家の今年のクリスマスツリー。 玄関脇に置き、道往く人に楽しんでもらう。 電飾は好みではないので、しない。 (2005.11.16) |
もみの木
| 温暖な気候の広島でも、寒さを感じる季節となった。 そろそろクリスマスの準備の季節。 庭のもみの木を掘り上げ、鉢に植え替える。 今年はどんな装飾にしようか。 忙しくもあり、嬉しくもあり。 (2005.11.13) |
水引草
| たよりなげな、庭の白い水引草。 熨斗にかけるあの水引に似たてて、ついた名前。 かひなしや水引草の花ざかり 正岡子規 でも、小さな感動をちゃんとくれる花。 (2005.11.1) 器 李英才工房 |
ホトトギス
| 『ホトトギス』ったって、鳥じゃない。 秋に紫の斑点のある花を咲かせる 山野草の名前。 ホトトギスの胸の模様に似てるからと、付いた名。 昨年秋に、実家の庭から1株移植した。1年の間に、力強いほど 根を張って群生に。 山野草はたおやかで、秘めた底力がある。 (2005.10.29) |
ヤマボウシの紅葉
| リビング正面に立つヤマボウシも赤く色づき始めた。 窓から見える景色は、インテリアのひとつ。 急ぎ足でやってきた秋。 (2005.10.26) |
夏の小さな忘れ物
| 10月なのに。 終わったはずのゴーヤの花が再び咲いた。 ああ、抜かなくて良かった! 実はならないかもしれないけど。 夏の小さな忘れ物。 (2005.10.4) |