NO1

 急激な景気の悪化で、数万人単位で失業者が出、この寒空に路上生活もしなければ…という。そんな中で、「お国」は何をしている?年内やるべき手は尽くしたと言い、国会はドタバタ騒ぎ。麻生さんはハローワークで就職相談?「何でもいい…でなく、やりたい事を絞らなくては…」と暖かいアドバイス。やりたいことが出来れば、誰も苦労はしない。「喰えさえできれば、どんな仕事でも、やる覚悟」と悲痛な叫びが解らないのだろうか?

 経団連の御手洗さん。以前キャノンの経営者として、「わが社の社員は家族。終身雇用が日本経営の強さ!」と言っていたはず。ところが、キャノン本体とは言わないが、系列子会社が先頭きって「派遣切り」 。トヨタにせよ、内部留保たっぷりの日本のTOP企業が、恥も外聞も無く派遣切りに走る…。大手企業の労組も見て見ぬフリ。
 流行り言葉のように「コンプライアンス」を言いながら、平気で「内定取り消し」を行う企業。
 少し、冷静に日本の将来を見据えて考えてもらいたいものだ。
 No2.

 むかし、むかし日本では終身雇用が普通であった頃、米国では少し景気が陰ると「レイオフ」というやり方で雇用を大量に調整していた。
米国とはなんと冷酷な企業社会よ!…と陰口を叩いていたもんだ。そんな米国を反面教師に、職場のチームワーク「和」を利用し、QCサークルを中心とした改善活動で「品質No1・Japan」を築いてきた。日本企業の成長は決して経営者の経営力のお陰でなく、職場のQCサークルに代表される現場社員の改善力であった。
 今、凋落の代名詞の様に言われるトヨタ自動車も「TOYOTA・カンバン」「カイゼン」で「世界のTOYOTA」に登り詰めた。
 そのトヨタと系列企業が派遣社員ギリの先頭に立った形となったが、正社員と大量の派遣社員・期間社員とが入り混じった現場で昔の「QCサークル」の様なチームの活力・改善力は残っていまい。
「トヨタカンバン方式」の「ジャスト・イン・タイム」の考えを「部品」から「ヒト」にまで拡大した結果が今の日本企業の悲劇の源ではなかろうか?
 日本製造業の凋落は単に「リーマンショック」以前の問題だ。
 No3.
 自滅型不況

 
今日のニュースでは「今秋の東京モーターショーは出展企業半減!」…と言う。世界不況でビッグスリーをはじめ東京モーターショーの出展が激減すると言う。そんなニュースを見れば誰もが「こんな時期、クルマを買うなんていけない事。」と言う意識に陥る。
 現在の自動車不況の原点は、アメリカの金融不安による「自動車ローン」の引き締めが発端で、日本など「自動車ローン大歓迎」と言う国には関係ないハズ。
 日本では携帯電話料金との競合等若者の自動車への関心が低下したり、若者・ファミリー層の価値観の変化も原因だが、自動車への関心喚起の場「モーターショー」への出展中止は自動車業界の自滅の道である。「次世代燃料」「環境問題」…アピールしなければならない側面は沢山ある自動車業界でるはず。
 「不況だから自動車に関心を持たないで!」「自動車業界はもう終焉をむかえました。」
そう言うメッセージを送っているとしか思えない。これでは自動車業界に明日は無い。
 以前私の勤めていた某自動車メーカーは、経営不振に陥った時、某銀行出身の社長は真っ先に「宣伝広告費」と「開発費」をカットした。売れ行きが益々減る事は目に見えていた。「無駄な費用」を削るのは経営の常道だが、自社のクルマの良さをアピールする、より良い車を開発する事が無駄…と言うなら自動車業界から撤退しなさい…と言いたい。
 自動車に限らず、「不況だ!不況だ!」を強調し過ぎて、自ら泥沼に引きずり込んでいる様に思えてならない。

 No4.
 1000円高速道路

 
昨日5月2日のGWスタートから、各地の高速道路は大渋滞となっているらしい。我が家の近くを山陽自動車道が走っているが、朝から渋滞振りを取材なのか、ヘリが何度も飛んでいる。どこまで1000円で、家族連れが高速道路に満ち、経済が活性化するのも結構!SAの売上が増えるのも結構。ガソリンの消費量が増えるのも結構。
 しかし、一方でECOが叫ばれ、CO2削減を奨励し、豚インフルエンザ流行で「人ごみには出ないように」「不要不急の行事はやめましょう」と言い…何かどこかおかしい様な気がする。

中国自動車道をトラック・バスに半額で開放!
 山陽自動車道や主な幹線高速道は大渋滞かもしれない。しかし、最近の中国自動車道の寂れぶりはご存知だろうか?平日でも山陽自動車道は結構混雑しているが、中国自動車道は閑散としている現実。主要なSAでさえ、昼食時でも数台しか駐車していない有様。
ここを、トラック・高速バスに半額程度で開放してはいかが?
 例えば九州の中小運送業者は関東・阪神往復でも、コスト削減のため、高速道路を利用せず一般国道(しかも空いた山陰筋)を夜中に走っていると言う。割安料金で中国自動車道の利用を促進するほうが余程政策らしい。国交省のお役人・道路族議員さん一度走ってみては…。

 No5.

「選挙の為の政治家」か?自民党=自分党?

 解散・総裁選前倒し…と毎日騒々しい。訳の解らない「補正予算」や「定額給付金」に国会が振り回され、その結果は庶民にとってちっともありがたみが無い。役人が上から「何か考えて、予算の使い道を作れ!」と命令されて取って付けた様な細々とした政策・補助金の公募がダラダラと出てくる。
本当に景気浮揚に役立つ予算はどれだけあるのやら?延々と国会を開いているが、根本的な年金や医療制度や雇用対策等国の骨組みは変わった気配は無い。
 ここ最近特に、目に見える国会や与野党の駆け引き、国会審議内容も「目先の選挙」のためとしか思えない。「良い国づくり」のために役立つ政治家を選ぶ為の選挙が、選挙の為の国会運営であり、選挙の為の政治活動でしかない。
 政治資金の問題で、常々政治家が「政治活動」には「カネ」が掛かる…と言う。中身は支持者への「チラシ・DM」「出席する冠婚葬祭費」だと言う。「政治活動」にカネが掛かっているのではなく、「選挙対策」にカネが掛かっているのだ。「選挙」は「良い国づくり」の手段のはずが、「選挙」が目的で、「国民を思う意思」ではなく「選挙で生き残る」保身の原理で駆け引き、派閥や党派の離合集散が行われているとしか思えない。
 「国のために働くべき政治家」も一種の職業でしかない。世襲もすれば、失業しないために保身に走り、出世の為なら主義主張も殺し…まずは目先の選挙の旗色を観る。他社に優秀な営業マンがおれば、甘い言葉で引き抜く。
 高邁な国家哲学、政治哲学を望むわけではないが、もう少し「国家」「国民」「世界」のことに思いを向けて欲しいものだ。
 No6.
  「8月15日。終戦記念日」

 戦後64年。戦争の実体験をした人たちはもう僅かしかいない。特に戦場で悲惨な軍隊経験を経て生還された人達は80歳を超え極々少数になった。生き残った人達の貴重な体験を聴こう!
愚かな戦争に巻き込み、何百万、何千万の人生を無駄に終わらせたのも一握りの国の指導者であった。
 国の運命を託す指導者を選ぶ「衆議院選挙」が迫っている。健全で心豊かな生活を、住み良い安心して暮らせる国へ導く指導者は?
 一部の軍人や政治家の野心のために「戦争への道」へ導かれた過去を反省し、「YES・NO」をハッキリ一人一人が意思表示しなければならない。
 悪い軍人や、政治家に騙されて「イヤイヤ戦争に巻きこまれた。」と言い訳しないでよい様に…。
 No7.
 「民主党政権で希望はあるのか?」

最近、「希望学」なる学問があるそうだ。「希望」の見え難い昨今、「希望」とは何か?「希望」を見出すには?を考える学問なのだろうか?
学問的な事は東京大学社会科学研究所 玄田有史教授による「希望学プロジェクト」(http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/hopology.html)
をご覧いただきたい。
要は、希望を社会と関連付けて科学する…と言う学問であるらしい。本来の「希望学」とは若干離れて、個人的な「希望」に関する所感を書いてみる。
 
路上生活者や、老人ホーム等で寝たきりの介護を受けている映像などを見ると、その人達には悪いが「何の希望が有って生きているのだろう?」といつも思う。(偏見だと非難は承知の上)自分自身、60過ぎて一応働いてはいるが、子供達は一応片付き、気になるのは孫の将来の事くらいで、先の事を考えると目標も期待する楽しみもさほどない状態である。時々「希望とは?何?」を考える。
「希望が無い」状態とは「先が見えない」または「先が見えてしまった」状態だと言う。まさに今の私は「先が見えてしまった」状態だと思う。先の楽しみと言えば、美味しい酒・美味しいモノを食す事、まだ観ぬ土地を旅する事(特に海外)くらいか?しかし、老後の事、おカネの余裕を考えるとそれも不安? 「希望」には「物語」が必要と言う事だが、なかなか物語が成立しにくい。
まだまだ贅沢な部類かもしれないが、正直なところ「希望」の希薄な状態である。
 
ここで、思い切り飛躍して「民主党政権」について語ると、閣僚の顔や発言を見聞きして「意外と人材がいるじゃん!」と言う感想。飛躍したマニフェストも意外と実現するかも?今の状態は薄っすら自民政権よりは「希望」が持てそうである。まさに自民政権での「先が見えてしまった」状態から新しい「物語」が始まった…状態である。「物語」が続くか?「物語」が突然頓挫するのか?
 「希望」を失いかけた人々が、ふたたび生きる「希望」を持てるかどうか…鳩山総理以下、大変な責任を感じて舵をとってもらいたい。まじめに取り組めば参院選挙の結果は見えてくる。
 No8
「世直しだ!業務仕分けだ!」

 連日、新政権の「政治主導」による「業務仕分け」が話題をさらっている。
蓮舫氏のバッサバッサの一刀両断の切り込みに、賛否両論。
概して、一般市民は、黄門様が悪代官を懲らしめる様に、官僚を問い詰める姿に拍手喝采し、好意的に観ているのではなかろうか…。
 小泉劇場が、民主党劇場に看板替えしたようである。
色々異論も有ろうが、過去密室のやり取りを白日に曝し、国民の反応が諮れるだけでも成功ではなかろうか?
 一部の官僚の想いや、取り巻き政財界の想いで組まれていた予算が、ある程度国民の納得性を得られないと取り上げられない…と言うプロセスが出来ることは大進歩である。
 スーパーコンピューターを代表する、国家的学術・技術先行投資をどう判断するか…等今後の経緯を見守りたい。
 No9
「それはないよ!小沢さん」

 
ここのところ連日、鳩山首相のリーダーシップの弱さが囁かれている。小沢さんがまたぞろシャシャリ出て、物議をもたらしている。
全国民の声を代弁して物申す!と言う具合だが、一部の陳情が「全国民の声」と言われたのでは「意義あり!」陳情が全国民の声…と言うなら選挙は要らない。
 「子供手当ての所得制限」はまだしも、ガソリンの「暫定税率存続」は可笑しかろう。「ガソリン値下げ隊」などと民主党の人気取りをしておいて、選挙で勝てば2~3ヶ月で忘れました…は余りにも節操の無い有様。
 税収が足りないなら、まだ環境税の新設などの方が言い訳が通る。そもそも一時代前の暫定税制が恒久化している事が問題ではなかったのか?問題の本質を忘れていませんか?
「全国民の声」にしろ「暫定税率」の件にしろ、国民をなめてはいませんか?国民をなめ切った自民党政権に嫌気がさした…選挙結果を良く考えて欲しいものだ。こんな事が続けば、参院戦は投票する気にもなれない。
 鳩山さん、小沢さん、亀井さん、もう少し国民に対して謙虚な気持ちで発言してもらいたい。
 No10
「それはないよ!小沢さん」(2)

 小沢さん、いよいよ検察陣へ対決宣言!それをまた、あろうことか鳩山首相が「どうぞ、おやんなさい」…と後押し。
 碁を打つ余裕を取材させ、検察の事情聴取に応じないで、「計算ミスくらいあったかが…」と変な説明。国民に対する説明が出来ないで検察に釈明できるわけが無い。
 やはり、民主党は小沢党であって鳩山さんは単なる「雇われマダム」でしかないようだ。小沢さんの豪腕親爺の陰で、優しい貞淑な母を演じる鳩山さん。カミナリ親爺をとめられない忠実な息子達。ついに家庭崩壊か?
 正直失望しました。新鮮な「政権交代」に将来を期待していただけに、その失望は、日本の政治構造そのものに対する失望。どこが政権を採っても五十歩百歩…。
 まず、小沢さん、国民に率直に説明しなさい。なめるんじゃないよ!
今のうちに民主党は、国民に正直な対応を示しなさい。菅さん、岡田さん、仙谷さん…お願いしますよ!
 No11
「ますます先細る国内自動車需要」

 最近の自動車メーカーのCMの面白くない事!どのクルマもTOPに減税額が強調されて、何が何やら?「減税ー○○○円」と瞬間数字が出たって要はどれも減税対象なんだ!と言うだけで、比較の土俵には乗れない。
「子供店長」だとか、「変なハイジ」のアニメだったり…。クルマの魅力なり、楽しみなりは訴求する気も無いみたい。日本の自動車文化はCMの歴史に現れている。
 世界的な自動車レースも軒並み撤退。自動車ショーも撤退。クルマの需要は中国とインド頼り。国内需要の掘り起こし、若者離れ防止はどの銘柄も眼中に無いようだ。
 過去日本市場の厳しい感性・品質感覚で世界一の自動車産業を築いて来たバックボーンが揺らぎ始めて来ている。外国部品・海外生産で全世界に大量のリコールを引き起こしているトヨタもその例では無かろうか?
 派遣社員制度等で、自動車産業が象徴する一昔前のQCサークルが崩壊し「カイゼン」力も鈍ってきている。
 今一度自動車業界は国内需要・国内生産を見直してはいかが?
 
 No12
「ハートはキャデラック・財布はレクサス」

 数年前、アメリカテキサス州の「CS顧客満足度No1・自動車ディーラー」を訪問した際そのオーナーがウィンクしながら発言したセリフです。
「アメリカ人として、GMキャデラックは、心の誇りだが、グループ会社の利益の大黒柱はトヨタ・レクサスである。」という事を端的に表した言葉です。
 彼は、テキサス州内にレクサス、キャデラック、ヒュンダイ、ビュイック等7つのチャネルのディーラーを経営している。
 それほど、「TOYOTA」なかんずく「Lexus」はアメリカにおける自動車ユーザー、自動車ビジネスにとってステータスであった。サービス技術・接客技術・顧客満足度がハイレベルでないと成りたくてもディーラー権をもらえなかった。他のメーカー系列にいた私達にとって垂涎の的であった。
 それだけに、今回のようにTOYOTA叩きは過激になるのである。アメリカの「訴訟社会」(交通事故があれば、すぐ弁護士数人が現場に飛んでいく…そうだ)ロビーストがたむろする「議会」、Big3の凋落…。TOYOTA叩きの背景は揃っている。
 ただ、TOYOTAもこれを機会に世界の模範企業を改めて目指して欲しい。絶対の品質を保証するためには、「派遣社員」などで数合わせせず、得意の「カイゼン力」が蘇る「現場チーム」を再構築する土台から復活させて欲しい。
 No13
 「言葉の軽さ」
 
ここのところ、政界から財界、官界重要な人物の言葉の軽さが目立つ。鳩山元総理大臣。総理大臣を辞めたら政界から身を引くべき!と言ってたかと思うと、小沢さんと菅さんの間で政治工作に忙しい。小沢さんと心中したかと思うと、総裁選では小沢の応援団。国のTOPの言葉が軽々しいから、少々の失言・暴言はOK!
 中国漁船と巡視船衝突事件でも、那覇地検の検事が「日中関係を考慮して…」など外務大臣か、総理大臣のような発言をする。
検事がそのような発言をすれば、どのような批判・影響があるか、容易に想像がつくはず。できの良い中高生なら判断できる。
 
菅さんも消費税発言から最近「軽い」。
特にマスコミに取り上げられる人ほど、熟慮に熟慮を重ね発言してもらいたいものだ。「粛々と」進めるのは結構だが、最後の落しどころ、納めどころは熟慮し発言願いたい。
 NO14
「言葉の軽さ」その2


 前回民主党政権に限らず、政治家先生方の言葉の軽さについて書いて見たが、その現象は益々顕著になった。柳田法務大臣の講演会での発言。仙谷由人官房長官の「暴力装置」発言。また国会で追及する野党議員の品位の無いあげ足取りの発言。ニュースも見たくなくなる程我々はうんざり!
沖縄知事選で再浮上した「普天間基地:最低でも県外移転」の鳩山元総理大臣の発言は総理大臣を辞めたら、もう許されるのか?政治家生命を賭けた発言では無かったのか?この鳩山発言に比べれば、仙石さんの「暴力装置」発言など罪は無い。彼の世代の革新的学生なら「懐かしく」思うだけ。
「軽い言葉」に国会が翻弄され、挙句に明日の生活に掛かった法案を置き去りにして臨時国会は閉会した。
「中国」「北朝鮮」「北方問題」「新卒者最低の就職内定率」…こう言う危機をどう言う方向に進もうとしているのか?真面目に、中身のある言葉で示してもらいたい。
 NO15 東北復興のために
 未曾有の大震災・津波の被害から立ち直るのに何年、幾ら掛かるのか?まだ想像もつかない。まだ、被害の全容さえわからないのだから…。
ここで、この災害で政治家も、党派無しで働いて欲しい。今こそ政治家の価値、存在意義が再認識される時だ。この様な時に、選挙のため、党派のため、自己のために発言・行動する醜い政治家を皆であぶりだそう。
 この先、日本の政治家が目を覚まさなければ、正に「日本沈没」である。
財政的にも、国際影響力でも、経済的にも二度と立ち直れまい。
 NO16
 政治家はなにやってんの!


 未曾有の大震災・津波・原発事故の被害から立ち直るのに何年、幾ら掛かるのか?まだ想像もつかない。まだ、被害の全容さえわからないのだから…。
そう言う日本の危機に、野党のみならず民主党の党内で足の引っ張り合い!しかも元首相の鳩山さんまで旗を振っているのだからあきれ返る。大連立どころか民主党自爆の構造。
ここに及んでも、政治家はまだ醜い権力・金力闘争か?
 この先、日本の政治家が目を覚まさなければ、正に「日本沈没」である。
財政的にも、国際影響力でも、経済的にも二度と立ち直れまい。 
 NO17
 政治家よもう茶番はやめよう!


 ドタバタドタバタの末、菅首相不信任案否決。
小沢一派は?自民党は?公明党は?一体何をしたいのか?「復興の一定のメドをつけたら辞任」とか…。退任の時期は不明確。鳩山さんとの約束は守らなくてもいいのよ!「首相を降りたら議員を辞める」と明言した鳩山さんが相変わらず暗躍ならず、堂々表舞台で仕切って居るのだから…。
こんなドタバタ劇をやる暇があったら、被災地でボランティアで力仕事をやる議員が何人も出ても良いのでは?そのほうが票になるよ! 
 
NO18
 原発は本当に止められないのか?


 福島第1原発事故以来、原発廃止・存続の議論が世界を巡っている。原発存続派は、簡単に自然エネルギー等代替エネルギーは無い…と言う。原発廃止派は「人間がコントロール出来ない危険極まりないモノ」と言う。
本当に代替エネルギーは原発に比べ極めてコスト高なのか?原発建設のための地元への交付金等を含めるとそうでない事も明らかになりつつある。国を挙げて自然エネルギー開発に全力を挙げる時では無いのか?
私の身近にも「風レンズ風車」と言う家庭や中小工場でも設置できる風力発電機を開発した企業、どんな川でも工場排水でも使える小型水力発電装置を作っている企業もある。ネタはいくらでもありそうだ。
ただ、水力発電は水利権がうるさい…とか、地熱発電は「国立公園」の制限があるとか…出来ない理由ばかり。そんな事は法律を変えれば良い。それが国会では…。
環境エネルギー法で、電力会社の買い入れ義務が発生すると1家庭で月数百円電力料金が上がると言う。放射能汚染で逃げ回るよりマシでは?それくらい我慢できそうだ。
国を挙げて早急に冷静にコスト面・技術面・環境面を調査すべきでは?議論は建設的に! 
 NO19
 「あっちも茶番、こっちも茶番」

 
佐賀県の古川知事が「玄海原発」再開に理解を示した…と言う。ストーリどおり県民の代表?7名に安全保安院に説明させて、次に大臣のお出ましを願い、次のセレモニーを用意し「原発再開」へ着地…。最初から見え見えの茶番。(安全保安院が九電に代わって原発の安全を説得するのも良く判らない?)
 一方東電の株主総会も時間を掛けた割りに、大株主の委任状を盾に「脱原発」を否決。法的に何ら問題無いが、本来大企業の株主総会など茶番なのである。
 もう一つ「民主党両院総会」の茶番。同じ党内で足の引っ張り合いを見せながら、次の選挙の為のパフォーマンスを演じている。
 今のような国家大事の折、真剣勝負の議論・大局判断をお願いしたい。
 NO20 緊急投稿
「民主党も、自民党も、公明党も、ついでに宮城県知事も嫌いだ!」

松本大臣曰く…
昨日復興担当大臣に就任したばかりの松本龍大臣が宮城県庁でお迎えの態度が気に入らないと吼えた。
話の内容も内容だが、大体県知事は大臣の子分・部下なのか?誰が聞いても、あの口調は上から下に対して叱る態度である。「俺を誰と思っておる!」「知事は大臣に跪け!」と言わんばかりの口調である。政治家の本性を見た気分。大なり小なり、権力の座に着いた政治家はああなるのか?
今まで、民主党、ましてや弱いものを助ける団体の2代目という背景から好意的に見てきたが、失望!嫌なモノを見てしまった…薄ら寒い後味だけが残った。
権力を振り回すだけの政治家は辞めよ!弱いもののために泥だらけになって奉仕する者だけ残れ!
 NO21
ドジョウ内閣誕生
 
やっと「菅内閣」が消えドジョウ内閣が誕生し、日本が変わる転機が訪れた。国民「ホッ」と一息で、これから期待どうりに動き出すのか、ドジョウやウナギのようにヌルヌル摑みどころの無い、訳のわからない政情になるのか?
 「挙党一致」「全員野球」等々民主党の為のスローガンであって、国民を見据えた党首選挙ではなかった。
まず、党内を治めて、国民のために政治を行うなら「反小沢」脱却もやむ得まい。
 関東には「ドジョウ鍋」等ドジョウに親しみがあるが、中国・九州では食材としてのドジョウは親しみが無い。せいぜい「ドジョウすくい」くらいか?野田内閣も自公や党内勢力に足をすくわれないように!用心・用心!
 
 No22 
古都も騒々しい観光地に!


この10月中旬京都を訪れた。まず、清水寺・三年坂・二年坂・八坂神社・知恩院~南禅寺・哲学の道・法然院・銀閣寺を散策した。清水寺は喧騒の渦。若い日本人団体観光客の大声の会話。中国・台湾観光客の呼び声。修学旅行の生徒の声。
とても「寺院」境内とは思えない喧騒の世界。静寂・侘び・寂びを味わう環境ではない。ましてや宗教的思索に耽る雰囲気では無い。
早くこの場を離れたい…そんな気持にさせられる清水であった。
「法然寺」や、翌日の嵯峨野の「常寂光寺」でやっと古寺の静寂・侘び・寂びを味わう事が出来た。(あ!秘密にしておくべきだったか…) 
 No23 
ソフトバンクホークスに「全員野球」を学べ!民主党よ!

 福岡ソフトバンクホークスが日本シリーズを勝ち取った。おめでとう!広島カープのフアンだが、今年の夏以降はホークスフアンに乗り換え。秋山監督はお荷物ベテランになりかかった松中・小久保を上手く使った。移籍組みの内川こそ今年のMVP.同じく移籍組みの細川も貢献した。中堅の生え抜き川崎、若手の松田も大活躍。自慢の投手陣も実力を発揮した。外人選手も期待以上の活躍。ファルケンボーグの快投にも魅せられた。摂津、森福、山田も良かった。
これぞ「全員野球」。
オナーの孫さんはチット出すぎかもしれないが、王さんに編成を任せたマネジメントは、どこかのゴタゴタチームとは度量が違う。
 野田首相!民主党議員全員が「日本一!世界一!」を目指し国民のために一丸となるようリーダーシップを学んで欲しい。
No24 
やる事、やらんかい!野田内閣。

 公務員定員削減、給与削減、議員定数削減…すべて先送り。首相主導でできそうな事まで先送りしていたのでは、一体何ができるの?八ッ場ダムも復活?一体民主党の存在意義は何?
年金は?健保は?大阪の「橋下さん」に注目が集まるはず。リーダー不在で国民のイライラが「独裁者ヒットラー」を生まないように…。
ドジョウの様にのらりくらり捕らえどころのない内閣で終わるのか?一体何をしたいのか? 
 No25
「何故被災地がれきを受け入れられないか?」
 東京都以外宮城や岩手のがれき受け入れを各自治体は拒否している。住民の反対が強いのが理由である。放射能汚染されたがれきを拒否するのは解かるが、宮城や岩手のがれきにどれだけの放射能が含まれていると言うのか?
「被災地」=「放射能汚染地」と何故なるのか?地震・津波・東電原発事故被害を理性的にきちんと区別しないのは何故なのか?良く解からない。
しかも放射能を計測して汚染量の低いものを受け入れると約束しているのに…何故頑なに拒否するのか?被災地の苦労を全国の国民で出来る事から分かち合うべきなのに。
何かと言うと「子供の健康・安全」を盾にしているが、ウィルスや交通事故の危険度を考えると子供を家から出されませんよ!
 No26
原発どうする?

原発事故以来1年が経過するが、国のエネルギー政策ははっきりしない。ドイツのメルケル首相は福島の原発事故をみてサッサと原発全面廃止を決めた。政治的な背景はあるとは言え、リーダーの決断力の差を感じる。
原子炉の中がどういう状況になっているかも把握できないのに、終息宣言する…どう言う理屈?
最終処理場のメドもないのに、原子炉の運転を続ける理屈、理解に苦しむ。「そのうち何とかなるだろう」植木等の「ニッポン無責任時代」スーダラ節(チョッと古いか?)の世界である。
 「消費税値上げ」に命を賭けるより、ニッポンの将来に命を賭ける、将来を描くリーダーの出現を望む。無理か?
その2
岩手・宮城の震災津波被災地に放射能影響はあったのか?
被災地のがれきを受け入れる・受け入れないで騒がれているが、私の認識では岩手・宮城に放射能被害と言えるものは無かったと思う。(もちろん福島県内の地域内でも被害地区と言えない地域もある)国が明確に放射能の影響地域を数値で説明すれば、つまらない理由のない反対はないはず。陸前高田の津波被災松を京都送り火に燃やすのを反対する…と言うナンセンスが何故起きるのか?きちんと説明すれば、誤解は起きないのでは?
 No27
 いい加減にして「ございます。」
最近、お役人や企業の謝罪会見の際の発言を聞いていると、おかしな言い方が頻発している。「検討してございます。」とか「そのように対処してございます。」とか…やたら「…ございます。」が使われている。「慇懃無礼」と言うか、見掛けだけ丁寧にへりくだっている様に印象付けようとしているが、聞く側にとって腹の奥は逆にしか思えない。大体国語的におかしくは無いのか?
 謝罪会見のマニアルには「…してございます。」と言いましょう…と書かれているに違いない。
もっと、誠意のある正直な言い方に戻して欲しいものだ。「そのように私は感じてございます。」
やはりおかしい!国語学者の人、教えてください!
 No28
 原発・オスプレーNO!
 

 野田政権、消費税をブレずに押し通した姿勢は一応評価できます。しかし原発の再稼動、オスプレーの安易な受け入れについてはもう一寸「ドジョウ魂」を見せて欲しい。
まず、日本のエネルギー政策・原発政策、ビジョンを示して欲しい。打つ手を打って再稼動を容認するならして欲しい。相変わらず「原子力村」の手の内での再稼動としか思えない。

政府の原子力に対する姿勢が少しでも変わった…と言うことを示して欲しい。「最終処理法の無い」まま生産する事だけを考えても論理矛盾では?
 
防衛についても、沖縄についても毎度米国の言いなりではなく、偶には「NO!]と言えないのか?日米安保条約は「あんなモン」と言うのか?一度基本から見直すべきでは?

 No29.
「世の中は良くなるのか?」

 しばらくの間、書く気もしなかった。民主党内のゴタゴタ、各党の足の引っ張り合い、第3極…と言う言葉だけの集団…。いい加減うんざり!民主もダメ、自民もダメ、維新も?これほど選択肢のない選挙は初めて!投票率が下がるのは当たり前。
 日銀がお札をドンドン印刷して円の価値を下げて、円安環境で景気を良くする?そんな簡単な事で景気が良くなら、野田さんだってできたでしょう?
 以前から不思議に思っていた事ですが、昔はどんな山の中でも暮らしができ、田舎にも雇用があった。今では田舎には仕事が無く、働き盛りの人たちは皆都会に出て、田畑は荒れ、老人だけの過疎地がドンドン広がる。「何故なのか?」
 世の中豊かになればなるほど、田舎に仕事が無くなる。しかも国全体に失業者が増え、犯罪が増える。何故なのか?
 昔は、原子力発電所も無く、皆貧しかったが平和で、自然に近いところで安穏に暮らしていた。そのバランスが崩れていったメカニズムを解明出来なければ、打つ手が無いはずだ。
 東日本大震災の復興・復旧がその新たなスタートラインではなかろうか?
 No30.
「安部政権で、世の中は良くなるのか?」

 一寸の間に世の中が180度(360度でなく)変わったかのような印象である。円が下がり、株は上がり、土建業者も仕事が増えて人が足りない、資材は上昇、マンションも売れ行き好調…とか?麻生さんが言うように「政府はまだ何もしていない」のに…。安部さんが言うように、日銀がどんどん万札を刷れば景気が良くなるのか?
 しかし、自民・民主の2大政党体制の夢は消えた。自民支持率は50%に迫り、民主は一桁に成り下がり、いかに国民が浮気性かが判る。今の景気は「気分」で動いている。そう言う私も、多少の株の値上がりの恩恵を受けた。もう少し、その「気分」に乗っておけばもっと儲かったのに…。悔やまれる。
 イタリアの総選挙にあるように、「緊縮派」は不人気、「ばら撒き派」は人気、こんな事で国の行く方が決まる。竜頭蛇尾の景気にならぬよう、じっくり見定めたい。
 No31
掛け声だけで景気が良くなるのか?

 株が上がり、円が安くなり、一部大企業は給与まで上げた。本質の何が変わったのか?麻生さんが言うとおり「何もしていないのに…」
麻生さんの靖国参拝で中国・韓国の摩擦は強くなり、何かのイベントで安倍さんの迷彩服で戦車から顔を出す姿は益々近隣諸国の警戒心だけでなく、我々日本人の警戒心まで刺激した。
日本のリーダーたちは何を考えているのか?
何をすればどんな反応が起きるか?日本のリーダーたちに想像力は無いのか?その程度の想像力で景気を引っ張れるのか?
ワザワザ、近隣諸国に無用の反感を呼び起こし景気が良くなるのか?日本の役割は、アジアの安定を担ってこそ経済的にも、平和的にも貢献できるのでは?
威勢の良いだけの日本版プーチンにはなって欲しくない。

その2
 靖国神社問題はいつまでも解決しない。
国立の宗教を超えた戦没者慰霊施設を造れば良いのは解っているのに、何故できないのか?
公職に有る者の靖国参拝を快く思わないのは、中国・韓国だけでない。日本国内にも多数存在する事を忘れてほしくない。特攻など戦う事の精神的支えとなった「靖国神社」に参拝する事が
戦争の犠牲になった英霊に敬意を払う当たり前の行動なのか?
 No32

憲法を考える。
 今度の参院選は自民党の圧倒的な勝利で終わるだろう。
それはそれで良いのだが、安定政権で経済成長、社会保障制度の整備、中韓米関係等の外交的関係改善に邁進して欲しい。
絶対多数をバックに「憲法改正」そのための「96条改正」に精力を注ぐ事はやめて欲しい。今何のメリットがあるのか?国民にどんな利益をもたらすのか?憲法改正即ち「9条改正」の国民的議論を始めるのは結構。だが、96条改正で憲法改正のバーを下げる様な姑息な道は絶対避けるべきだ。今、やるべき事は何なのか?国民の幸福満足度を高めるのが、政権政党のやるべき道。憲法改正がどれだけ国民の幸福にプラスするのか?
安定政権は、安定政権で堂々たる「王道」を行って欲しいものだ。

 NO33
 昨年暮れ、安倍総理が突然何を思ったか靖国神社を参拝した。結果中国、韓国は激怒し、アメリカも不快感を露にした。
 怒ったり、不快感を示すのは近隣諸国に限った事ではない。日本国内の国民自身の中にも安倍総理の行動を否定する者も多い事を理解して貰いたい。いつか中国も韓国も理解させると言っているが、我々日本人としても理解できない。天皇陛下でさえ参拝できない歴史的認識を、総理自ら踏みにじるのか?宗教法人でない宗教を超えた慰霊施設を何故造れないのか?
靖国神社へ参拝するだけが英霊を慰霊する手段ではあるまい。
 個人的意思で、外交関係を揺るがせにする前に「国民的議論」を始めては如何なものだろうか?日本の総理としてそれこそ歴史に残る業績ではあるまいか?
 No34
 「靖国神社とは?」あくまでも宗教法人であり、一宗教団体である事に変わりない。過去「陸軍省」「海軍省」が祭事を統括していた団体である。戦後「宗教団体」とされた。
 私は、中国や韓国の靖国アレルギーに同調する気はないが、一日本人として「異議あり!」を言っている。憲法で「宗教の自由」を掲げながら安倍さん達は「戦争で犠牲になった英霊を鎮魂するために靖国神社に参拝するのは当然」という論法である。英霊を慰めるためには「お寺」でも「キリスト教会」でも「神社」でも「回教寺院」でもどこでもできるはずである。国によっては未だに宗教対立で紛争が頻発しているのに、首相が堂々と「首相として」靖国神社に参拝する神経が解らない。欧米や、アジアで「戦犯を合祀」している神社に国を代表する首相が参拝する事に異議を唱える事も当然である。私自身は戦犯も時代の犠牲者と思い、「合祀」についてとやかく言う気ははないが、宗教色の無いどの宗教もどの国民も敬虔な祈りを捧げられる場を造ることを願う。何故出来ないのか?「靖国に参拝しなかった事を痛恨の極み!」と言う理由は何なのか?
国民的大きな議論を続けていただきたい。
No35 
「みんなの党は自分の党」

 みんなの党の渡辺代表の言動には呆れかえるばかりだ。企業から8億も借りていながら、政治資金や選挙資金ではなかった…としらを切る。挙句の果てに使途については言うに事欠いて「例えば、酉の市の熊手を買った…」とか…。国民を愚弄した言い草だ。「金の熊手」でも買ったのか…。
これほど馬鹿な政治家とは思わなかった。やはり、お粗末な世襲議員の一人だった。一時は第3極の存在として期待されていたが、江田副代表との確執、自民党ににじり寄る様な政策…政治家としての軸のブレを感じていたが、それ以前の資質の問題だ。
 こんな国民を馬鹿にする政治家は即退場!
 No36
 靖国神社参拝は戦争で犠牲になった英霊に敬意を表するのに当たり前?


 個人として参拝するのは勝手ですが、総理大臣や閣僚はいくら「個人」と自称しても「公人」なのです。個人として参拝したければ「公職」を辞職して実行してください。まず、靖国神社の歴史をしっかり整理して議論していただきたい。
。創建当初は軍務官(直後兵部省)、後に内務省が人事を所管し、大日本陸軍と海軍が祭事を統括した。戦後に国の管理を離れ東京都知事の認証により単立宗教法人となった。
 つまり、軍が造った施設なのです。戦争に参加する事の名誉を与えるための施設でした。そして、現在は間違いなく宗教法人なのです。神仏混淆の日本人の宗教観から余り問題にならないようですが、世界的に見ればアメリカのアーリントン墓地と靖国は全く違うのです。立派な神道の神社です。
私も含め日本人にも靖国参拝に否定的な人は沢山います。天皇陛下ですら参拝できない場所なのです。戦死者を悼む方法はいくらでもあります。
 歴史、靖国の成り立ち…を良く理解して議論しましょう。
 No37
 校長先生の飲酒運転・覚せい剤・女子トイレ盗撮…。
 このところ校長先生の、恥ずかしい破廉恥な犯罪での逮捕が続いている。我々の世代では「校長先生」と言えば地域の名士であり、尊敬を集める存在であった。この歳になっても私の小学校の校長は画伯であり、しかも威厳のある風格は未だにはっきりと顔も声も思い出される。中学時代の校長も私の人生に最も影響を与えた人物だったと思っている。私の経験が特別なのかも知れないが、「校長先生」とはそう言う存在だった。
 「飲酒運転」は誰でも可能性のある犯罪であるが、車の中に「焼酎の瓶」があり常習性が有った様だ。「覚せい剤使用」や「盗撮」は人格が一線を越えないと犯しえない犯罪である。
 今朝のニュースでは長崎の原爆被爆体験の語り部に「死に損ない!」と暴言を吐いた中学生に注意も制止もしなかった教師、また謝罪しない校長も大問題!日本の教育界はどうなっている?先生の育成から、教育内容、教育制度全般が崩れかかっている。
 憲法の改正問題より、日本の教育の大改革が最も優先すべき課題では?外からの攻撃より、内から崩壊する恐れのほうが大きいのでは…。
 No38
  原爆記念日(平和祈念日)、終戦記念日に思う

 安倍さんの「積極的平和主義」とは何なのか?集団的自衛権、内閣の憲法解釈変更、武器輸出容認…は確かに積極的ではあるが、平和主義なのか?「米艦船に乗った日本人を救助するための武力行使」は別に「集団的自衛権」ではなく「日本国民を守る」本来の自衛権では?
 「ホルムズ海峡の機雷掃海活動」は切迫した国家に対する危機から守る自衛のため…と言うが、そもそも太平洋戦争のきっかけは「ABCD包囲網」で石油をはじめ主要物資が入って来なくなる国家危機に対する「自衛」のための戦争であった…と解釈している。「戦争」はすべて「国を守る」という広い解釈での大義名分で始まるのである。
 だから「戦争放棄」と言う憲法が貴重なのだ。武力行使を認めざる得ない「自衛」とは何か?この際じっくり論議して欲しいものだ。安倍さんの示す事例は余りにも説得力が不足する。
 No39
「地方創生とは?本当にやる気?」

 石破幹事長がスッタモンダの末に、地方創生担当大臣に就任した。何の省庁も持たずに官の縦割社会の中で何が期待できるのか?「縄張り」「予算」でがんじがらめの社会で、どんな展望があるのか?
 元々、国家としてのグランドデザインも無いまま「地方創生」と掛け声を掛けても何の期待も持てない。「地方創生」を金科玉条の如く掲げながら、一方では2回目の「東京オリンピック」を国家事業として進めている。東京オリンピックへの建設工事集中で既に「東北復興」に悪影響が出ていると言う現実を抱えながら、白々しく「地方創生」を国家の大プロジェクトとして掲げている。
本音はどうなのか良く解らないが、「地方創生」は行政制度、人口対策、経済制度、税制、交通…等々国家の基本戦略・基本デザインが無いと進む訳が無い。
 安倍さんは「憲法改正」「集団的自衛権」「靖国神社」等の前に、国の有るべき姿を、着実に描くことから始めて欲しい。「美しい国日本」とか抽象的な画でなく、具体的なグランドデザインである。
 No40
 「何のための総選挙?」
12月14日投票の衆議院選挙は何のために?600億とか700億円とか税金を使って実施するのか?
安倍政権の延命を図り、集団的自衛権を始め憲法改正への道筋を着けるのが狙いとしか思えない。マスコミの予想では自民・公明がやや減るどころか増えるかもしれない?と言う。
もう、余り考えたくない!アベノミクスをトコトン進めて庶民の懐を豊かにして!…と言う投げやりな気分。
「3本目の矢」はどうやって実現するのか?ここ最近の経産省の役人さんの「これは!」と言う知恵を見た事が無い。今後に期待します。
 No41
 安倍さんの、安倍さんによる、安倍さんのための衆議院選挙
 
 或る評論家が言った言葉だが、まさにその通り!安倍首相の地盤を確固たるものにするための選挙であった。暮れの忙しい厳しい寒さの中、国民は良い迷惑であった。しかも、マスコミは選挙予想で自公圧勝!と報道する。我々国民としては、投票前から戦意喪失である。ここで、批判票を入れても「大勢に影響は無し!」そんな環境下で投票日を迎えた。
 蓋を開けてみても、開票速報が始まるや5分も経たないうちに3分の1程度の議席に当確が出て、自公で過半数越える…の速報。この無力感たるや…。結果もほぼ予想通り夢も希望も無い。
 若い世代の投票率の低さを嘆いているが、これでは投票に行く意識も萎えてしまう。大体、この選挙戦、急に決まって事前活動も無く、地元候補者の声を聞いたのも選挙カーのスピーカーで流す声を其々一度切である。せめて、WEBでも…と思って見てもどちらがどうなのか煮え切らない政見。これが選挙運動なのか?
 これでは、気がついたら安倍さんのペースに巻かれて「憲法改正」の道をまっしぐら…と言う事に成りかねない。用心!用心!
 No42
原発を何故再開するのか?
 福井地裁(樋口英明裁判長)が関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)運転差し止めの仮処分決定を出した。それに対し、政府、電力会社、経済界様々な反論が有る様だが、しっかりこの際国民的議論を盛り上げてもらいたい。
 原発を止めると、電力料金が上がり国民・経済界に打撃が大きいと言う…のが原発推進派の大きな理由である。しかし、原発を完全ストップしても「アベノミクスで景気が良くなっている。」と言い、国民も原発を止めるなら、「どこまで電気代が上がっても我慢する!」覚悟の問題である。
 海外では原発を止めて、電力料金は下がったと言う国もある。再生可能エネルギー等でどこまでコストダウン出来るか?日本の技術力・産業界の力を結集すれば可能性は無限である。目指す国家のベースロード電源の比率も根拠は曖昧である。
 政府筋に近い人物の発言では「いつでも核兵器を開発できる体制を保つために…」と言う説を聴くと、原発にこだわる理由が理解できる。
 そもそも、核のゴミを処理する施設を国内に造る事は殆ど絶望的である。そこを出発点に、さらに福島の原発事故を教訓にし、広く本音レベルで国民が議論を続けるべきである。
 No43
 政治家に「憲法」と「民主主義」の再教育を!
 安保法制の審議を通じて国会議員の様々な問題が露呈されている。今法案の集団的自衛権の解釈について「憲法学者」のほとんどが違憲と指摘しているにも関わらず、政府は「明らかに合憲」と主張している。
 中谷防衛大臣や、高村など過去の自らの公的発言を真っ向から翻し、「時代が変化」したから…と言い訳している。合憲の拠り所としている「砂川判決」など何の理屈ににもならない。国民を煙に巻く言い訳でしかない。(我々は深い知識は無いが、大学法学部に入学当時「砂川判決」を身近に知っているので、今回政府の言う根拠に無理がある事くらいは理解出来る。)
 それに今度は「意に沿わないマスコミは懲らしめよ!」発言である。
「日本国憲法」とは?「民主主義」とは?を理解していない議員が「我が国の存立が脅かされる事態かどうか」を判断するのである。高村さんなんか「憲法」の本来の趣旨を理解したうえでの詭弁だから余計に性質が悪い。
 政治家に限らず、学校でも丁寧に「憲法」「民主主義」の精神を再教育するべきではなかろうか?
つづき
 そう言う先から磯崎補佐官の「法的安定性など問題ない。」発言や、武藤衆議院議員の学生達の安保法制反対デモに対し、「戦争に行きたくない…は極端な利己主義!」の発言。
政治家に対して徹底した「憲法」「民主主義」教育の必要性を強く感じる。
 
No45
広島カープ25年振りの優勝に想う。


 
広島カープが25年ぶりに優勝し、日本シリーズ優勝を目指している。ものごころついて以来、現広島県営球場(市内観音)時代からのファンと言うより広島市と言う土壌の一部で、小学校はカープの名称の由来である「鯉城(広島城)」のお濠端の白島小学校で過ごし、隣の「基町高校」グラウンドで数人の選手、しかも一軍選手が自主的な練習をしていたのも眺めて育った。樽募金にも協力した。60年以上の付き合いである。
 41年前の初優勝時は、今年の優勝とはまた違った興奮を味わった。カープは良くも悪くも、広島人のアイデンティティなのである。潤沢な資金で戦う巨人・阪神に対して自力で選手を育て、年俸が上昇するとFAで阪神・巨人に持っていかれる。それでも這い上がっていく姿に、久米宏さんが書いているように筑紫哲也さん同様「反中央、反権力」の自分の性格を重ね合わせているのかも…。
限られた資金で強くなるためのスカウトの努力、選手を育てる監督・コーチがそのベースにある。22年前、仕事で沖縄キャンプに前・松田耕平オーナーに同行した際、オーナーから「優勝しちゃあ困る。2位がベスト!」と本音がでた。優勝で、選手の年俸を上げるだけの入場収入も、親会社のバックアップも無かった訳である。
 圧倒的資金力で他球団のFA選手と、有力外人選手を高額で買い漁る巨人や阪神のビジネスモデルが崩れた事を今年の結果は証明した。
 但し、今のカープは新球場の観客動員アップとマエケンの多額の移籍金でかなり資金も潤沢になった。FAで他球団へ引き抜かれる恐れも減るであろう。ただ、巨人や阪神の二の舞にだけにはならないで欲しい。
 No46  2017.01.26
 トランプ大統領就任に想う。

 泡沫候補と言われたトランプが、大方の予想に反して大統領に就任した。既成権力に対抗して「弱い者の味方」の期待を集めての当選と言われているが、但し「弱い者」もプアホワイト・製造業の失業者に限定されるようで、近隣からの移民・イスラム圏からの移民は含まれない様である。
 製造業を復権させ、雇用を大幅に増やす…と言うが、人件費の高い米国内の製造業の競争力は極端に弱い。20~30年前に渡米したおり、土産に買う物がなくウールのカーデガンを探した。折角の土産なので「made in USA」を探したが全くない。店員が「何故made in USAを探すのか?」「made in TaiwanかChinaの方が余程品質が良い」とアドバイスしてくれた。
トランプ大統領は就任後も日本車を槍玉に挙げているが、何が不公正と言うのだ?アメ車に関して関税は0。日本車には2.5%の関税。日本人が買いたくなるクルマを作れないだけ。マツダの社長を経験したフォードのM..フィールズCEOには痛いほど解っているはず。
 これから自動車もテスラー社の「電気自動車」やGogleの「自動運転車」等の新分野に進むには各国との共同開発が不可欠である。
 解って無理難題を主張するならいつか破綻するだろう。矢継ぎ早に「TPP撤退」等の大統領令を出しているが、しばらくは各方面の閣僚・学者からレクチャーを聞くなどしばし黙考していただきたい。一人で黙々とメキシコ国境にレンガを積むのもよし!
 47.   2017.06.21
 加計学園の獣医学部はそもそも国家戦略特区で設立すべき様な事か?

 
一私学が今治に獣医学部を設立することが「国家戦略特区」と言う枠組みでやる事なのか?
世間が必要を欲しない獣医学部を一つ増やすことが「国家戦略」なのか?日本の国家戦略とはその程度の事なのか?しかも首相のお友達が他候補を押し退ける事が「岩盤規制」を突破する事だとは…笑止千万。しかも土地37億円相当の無償提供、それ以外に96億もの補助金まで今治市や県が出すと言う道筋まであっという間に用意し、至れり尽くせりである。
 160人程度の学生と70名程度の教官(集まれば…)を誘致して今治は創生できるのか?事前にもっと議論・検討があってしかるべきではないか。
 更に言えば、普通の人間の感覚では「お友達」が対象になる可能性があるなら、安倍氏や側近はもっと慎重に事を運ぶべきで、場合によっては遠慮願うのが常識ではないだろうか。
今回の件と言い、森友学園の件と言いいくら安倍氏は指示していないと言っても、世間常識から判断すれば直接指示にしろ、側近が忖度した結果と想像するしかない。そうでないと主張するなら徹底的に説明すべきであろう。
 48言葉の軽さ・粗雑さ
都議選で自民党が大敗した要因がいろいろと話題になっている。その一つは「言葉の軽さ・粗雑さ」である。自分の選挙演説でない時には、議員が発言の先に国民(選挙民)がいる事を忘れてつい口にしてしまういい加減さがある。「このハゲー!」であり「防衛省・自衛隊・防衛大臣としてお願いしたい」その釈明に「厳粛に受け止めて…の繰り返し」また親玉の「読売新聞を熟読して」や「こんな人たち」発言…次から次へ耳を疑いたくなるような失言が連発される。
 これだけに留まらず国会の議論の中でも「はぐらかし」「揚げ足取り」「脅しまがい」の発言が横行している。菅官房長官の最近の発言も、「丁寧な説明」どころか、記者に対するあからさまな不満感を表情に出しながら「はぐらかし」など国民を小馬鹿にした対応が目立つ。記者の後ろには国民の目がある事を忘れている様だ。
 自分選挙の時には、いかに代表にふさわしいか、清廉潔白であるか、国民のため…を懇切丁寧に訴えているが、それを過ぎるとその発言が「軽く、空々しい」事か。どうやってそれを見破るのか悩んでしまう。
 49. 「言葉の軽さ・粗雑さ」-2

 前回48回 では東京都議会選挙前後の政治家の言葉の軽さ・粗雑さを指摘してきしました。女性議員の「このハゲー!」であり、防衛大臣の「防衛省・自衛隊・防衛大臣として(投票を)お願いしたい」その釈明に「厳粛に受け止めて…の繰り返し」また安倍氏の「読売新聞を熟読して」や「こんな人たち」発言…次から次へ耳を疑いたくなるような失言が連発される。
 これは自民党特有の驕りが原因と思っていたら、小池さんの「さらさら」「排除します」と言う不用意発言が飛び出し、衆議院選挙の流れが一気に変わり希望の党に逆風が吹き荒れた。「言葉」の軽さ・粗雑さがまた再認識された。
 選挙後の各党の集会のやり取りを聞いていても相変わらず言葉の軽さ・粗雑さを痛感する。希望の党で当選しておきながら、「小池氏の主義・方針が明確で無かったのが希望の党の敗因。責任をとれ」と非難する議員。「主義・方針が明確でない党」から立候補したのは誰?と聞きたい。右だ左だ、保守だ革新だ、リベラルだ、と軽々しく簡単にレッテルを張っているが本当の意味を解って言葉を使っているのか疑問だ。改憲、護憲ももっと言葉の意味を深く吟味して使いたいものだ。 
 No50. 言葉の軽さ・粗雑さ 3
 「言葉の軽さ」について2回続けて来たが、このシリーズはまだまだ続きそうだ。何故なら、言葉の軽い王様トランプ様が話題を次から次へと連発してくれるからだ。様々な公的場での発言の他、Twitterでも毎日のように披露してくれる。その最新の一発は「shithole」発言である。アフリカの諸国やハイチを指して「shithole」の様な…と表現したと言う。諸外国も訳するのに困るような汚い言葉だそうで、我々に身近に訳すと「肥溜め」「糞ダメ」となる様だ。
世界の超大国アメリカ大統領の発言だから驚く。これに比べれば豊田真由子氏の、「このハゲーーーッ!」「違うだろおーーーっ!」はまだ可愛いものだ。
 一方の北朝鮮の金正恩の「無慈悲な報復」「アメリカ殲滅」などの言葉はここまで行くと、軽いのか、重いのか良く解らない。
 トランプ氏と金正恩氏の軽い言葉が、破滅的な行動に変わらないことを祈る。
 No51.言葉の軽さ・粗雑さ 4
 私や妻がこの事に関与していたら…本当、総理大臣、議員を辞めますよ!
この一言から、財務省の森友学園との交渉記録が、佐川局長の指示で改ざんされ、安倍総理の昭恵夫人の名や、政治家の名が出てくる部分の文章が大幅に削られたり、書き換えられたりした。つい勢いで安倍さんが口にした軽い・粗雑な一言で国の最高機関である国会が1年間も空転した。本来重い・重い発言のハズが簡単に胡麻かされた。
 一方、加計学園の事務局長は「2015年2月25日に加計理事長が首相と面会し、首相は獣医学部の計画について”いいね”と言った。」この発言は、事務局長がその場でふと思いついて言った…と釈明した。
 日本の国はそんな軽い・粗雑な発言で右往左往させられている。
日大アメフト部の監督・コーチ・司会の広報マンの発言ですべて「黒」と判断された記者会見。一方、一人で誠意を込めた言葉で謝罪した加害者学生が、好印象で評価された。
今回は、様々な場面で改めて「言葉の重み・誠意ある発言」の大切さを思い知った。
 No52.嘘つき国家”日本”
 私や妻がこの事に関与していたら…本当、総理大臣、議員を辞めますよ!
この一言のために局長級の官僚が嘘を言い、国の文書を改ざんする。また、別の高級官僚は私学の学部開設の為に私学関係者や自治体の関係者に会ったのに「会っていない。」と公に嘘を証言する。
 また、安倍さん自身ヌケヌケと総裁3選を目指す。政治家や官僚の嘘があちらこちらで横行する国家。
 今度は、障害者雇用の数を各省庁が倍に水増しし、全国多数の自治体が右に倣え…を決め込んでいる。一部省庁ならまだしも、ほとんどの省庁が倍に水増ししているいると言う。我々民間の感覚では、障害者の認定は「障害者手帳」を確認する事…この原則は人事労務の門外漢でも知っている。呆れ果てる。
 税務署を始め、各官公庁は民間に対してわずかなミスでも追及し罰する。自らの「嘘」(ミスでは無い)については知らぬフリ…で胡麻化す。
 今の政治・行政の内部は何が本当で、何が嘘なのか、益々信用がならぬ時代となった。
安倍さん、石破さん、決して嘘はつかない国にしてください!
 No53."神様”を安売りするな!
 最近「神泡ください!」という某ビールメーカーのCMが流れている。「神業」「神の手(ゴッド・ハンド)」はまだ良しとして、野球の選手は「神って」しまうし、コンビニの店員や、居酒屋のオヤジも「神対応」する。巷では一寸の事で神様になってしまう。
 「無宗教」と宣言する人が70%と言う日本にしては、あちこちに「神様」が顕れる。八百万(やおよろず)の神々がおわす国だから、それで良いのかも知れない。八百万の神々で足りなくて「クリスマス」や「ハローウィン」と言った海外の神々まで輸入して来る貪欲さである。
 スポーツの勝ち負けや、どうでもよいクイズの正解・不正解には手を併せて「お祈りする」習慣もごく普通の風景だ。どの神様に祈っているのであろう?
 正月三が日の初詣にお参りする人は全国で2000万とも3000万人とも言われている。イスラム教徒のメッカ巡礼でさえ全世界から毎年300万人だから、規模が違う。
 日本のリーダーでさえ「靖国神社」であろうと「伊勢神宮」であろうと票のためには参拝し、死ぬ時には仏教で葬儀を行うのが常識だからとやかく言わない。ただ、一度「宗教とは?」「神とは?」「祈りとは?」真剣に考えてみてはいかがであろうか?
 No54..中村 哲さんに国民栄誉賞を!ペシャワール会にノーベル平和賞を!
 アフガニスタンで正に身を挺して平和に尽くした中村哲さんは現代の英雄です。政府から旭日小綬章を贈られるそうだが、それがどれほどの価値がある章なのか解らないけど、国民に解りやすい「国民栄誉賞」以上の値打ちのある仕事をされた。決して、国民栄誉賞程度で報われるものではないが、国民全体で何か感謝の意を顕わしたい。
 ノーベル賞は死者は対象にならないそうだが、ペシャワール会に授与すべきではないか?佐藤栄作やオバマ大統領のノーベル平和賞よりよほど相応しい。日本人として世界に誇れる偉業であると言える。せめて日本政府として働きかけてほしい。
 心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 
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