旧型ゲルグ

豪傑

最初のガンプラブーム当時、
ブームに便乗しようと怪しいロボットプラモが数多く現れた。
それらを子供ながらに腹立たしく思ったが、
イヌ、サイ、怪獣型のロボットがいたガンガルシリーズには敗北感(≒脱力感)を覚えた。
あまりのハジケっぷりにこの大人たちは豪傑だと思った。
でも決して買うことは無かった。
買っとけばよかった。





ハネはプラモでは腕から生えていて、
ボックスアートでもそんなふうに見えないこともないけど、
無理があるしもっと奥にあるようにも見えるのでバックパックからという事に。


Q型…


腰のゆるいエッジは原型製作で手間取った部分の一つ。


完成間際に頭を胴に乗せてみたら転がり落ちてくちばしと両みみが欠ける。
おおいに荒れた後テンション急降下。
そのため、ピグメントやパステルを使うのをやめて簡単にタミヤウェザリングマスター仕上げにする。
修復はゼリー状瞬間接着剤とベビーパウダーを混ぜたもので。
ジムの時も足首を接着しようとしたら倒れてコックピットが欠けたので最後の組み立ては鬼門。


旧型つながり。
かなりの身長差。
旧型ゲルグのプラモは1/250で8センチらしいのでそのまま拡大すると20m。
しかし、首を伸ばしているプラスと足を縮めているマイナスを考慮して21mと勝手に解釈。


2006年11月完成


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