消しゴムモールド
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上の3枚の写真にあるV字や十字の部分は、目立つので小さくてもシャープさが求められます。
これらを、パテを盛ってデザインナイフでコツコツと作るのは面倒です。
そこで、消しゴムを使うとより楽に作ることができます。

やり方は、消しゴムを彫刻刀の三角刀で彫り、そこにポリパテを詰めて作ります。
この写真は実際に使用したものです。
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| 消しゴム | |
|  | 消しゴムは普通のプラスチック消しゴムでかまいませんが、 面が平滑なものを用意します。 | 
|  | この頭を使って説明します。 | 
| 作業方法 | |
| 1 消しゴムを彫る | |
|  | 消しゴムにペンで下書きします。 | 
|  | 下書きにそって彫刻刀の三角刀で彫ります。 (写真は見えやすいように銅粉をこすりつけてあります。本来必要なし。) | 
|  | ポリパテを気泡が入らないように慎重に詰めます。 | 
|  | はがれやすくするためにセロハンテープを貼ったプラ板に、 ムギュッと押し付けます。 | 
|  | パテが固まってきたら消しゴムをはずします。 | 
|  | パテが完全硬化する前に、 デザインナイフ等で余分なパテを取り除き、形を整えます。 その後、パテを完全硬化させるため1日以上あけます。 | 
| 2 接着 | |
|  | 出来上がった物を瞬間接着剤で接着し、 はみ出た接着剤を耐水ペーパーで取り除きます。 | 
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| 3 パテで修整 | |
|  | そのままでは境い目が汚いので、 接着した物を芯にするくらいの気持ちでポリパテを盛ります。 パテは、彫刻刀の平刀や精密ドライバー彫刻刀の刃先に、 少量付けて盛ります。 ここでまた、パテを完全硬化させるため1日以上あけます。 | 
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| 4 仕上げ | |
|  | デザインナイフや小さく切った耐水ペーパーで丁寧に形を整えます。 | 
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| 5 完成 | |
|  | サフを吹いて完成です。 サフを吹いた事でキズや歪みを見つけたら、もう一度パテで修整します。 | 
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