旅行記

山口日帰り旅行
2015.1.18

今回は自然の驚異を感じたくて山口は萩方面にドライブした。
最初に行ってみたかったホルンフェルス(地中の熱や圧力によって変化した岩の一種)。
 ホルンフェルスはドイツ語で「角の岩」という意味。
とても硬く、割るとガラスのように角ばって割れることからこんな名前がつけられている。
萩市須佐は、ホルンフェルスを間近に観察できる、全国でも珍しい場所だ。
絶壁から写真を撮るのはかなりスリルを感じた。
 当日は晴天で、この時期にしては日本海も荒れていなく穏やかだったが、打ち砕ける波は元気が良かった。
ホルンフェルスが一望できるレストランにてサザエ飯を頂き、レストランに置いてあった「須佐お宝読本」にて須佐の観光名所を確認して、近くの滝と渓谷を廻ることにした。
2番目に立ち寄ったのが、三段に分かれて流れ落ちる「道永の滝」で、足元の悪い中歩いた甲斐があり、水量も豊富でマイナスイオンをいっぱい吸った。
滝壺のそばには大きな洞窟があった。
3番目に立ち寄ったのが、「畳ケ淵」で亀甲状の岩石が、敷石を敷き詰めたように整然と並んでいる。
両岸には垂直に伸びた六角柱がそそり立つ。
地質学的にも貴重な場所だ。
田万川の上流部にあり、山口県自然百選の一つ。
この不思議な光景は、火山の噴火で流れ出た溶岩が冷えて固まるときに規則正しく六角形となってできたもの。
 代表的な六角形の岩石を写真に撮りました。
帰りには柿木温泉のはとの湯に入ってゆっくりしました。
広島を10時に出発、帰りは19時過ぎました。
走行距離353km、燃費はかなり悪く24.2km/Lでした。
   
 ここからは、おまけの写真
実は山口は美祢方面に今年初めてのドライブをしています。(1月4日)
山に残雪が残る中、秋吉台近くの弁天池を見に行きました。
弁天池は、名水百選として毎分11トンの水が湧き出ている。
なお、この水を飲用することで長寿が保たれ財宝が授かると言い伝えられている。
 周南市鹿野には山口県下屈指の寺の漢陽寺がある。
その本堂の裏山に、山口県の史蹟に指定されている潮音洞がある。
今から300年以上も前に錦川の上流の水を引き、漢陽寺の裏山にトンネルを掘って、その水を引いたものである。
   
 漢陽寺は曲水がある庭園でも有名だ。
当日は年末の雪も残っており、また違った趣があった。(平安時代様式)
 この庭は北部の山裾を利用し、苔地の築山を作り、潮音洞の分流させた流れ式の池庭となっている。(鎌倉時代様式)