旅行記

オランダ・ベルギー花物語
2012.4.13〜4.20

1日目/2日目

 昨年と同様、関空からドバイ経由でフランクフルトに翌日の昼過ぎに着いた。
 飛行時間は関空からドバイまでが10時間30分、ドバイからフランクフルトまでが7時間近くでトータル約18時間飛行機の中はかなり体力と忍耐が必要になってくる。
 今回はオランダ・ベルギー花物語の旅とはいえ最初の2日間はドイツとの国境近くの観光名所第1位のケルンに連泊した。
 まず立ち寄ったのが世界最大のゴシック様式の世界遺産の大聖堂・ケルン大聖堂。
 建造されたのが日本では鎌倉時代前で完成したのが1880年なので600年以上建造に費やした事になる。第二次世界大戦で空襲にあったとはいえ現在にまで残っていることに感心する。
3日目
 ドイツからオランダへ移動。
 2012年フロリヤード開催地のフェンローへ、10年に1度の花と緑の博覧会フロリヤードを観光した。
 日本のブースもあり園芸大国日本をアピールしていた。
4日目
 ベルギーの首都ブルッセルへ
世界で最も美しい広場と言われる世界遺産のグランプラス。
 すぐ近くで小便小僧のジュリアン君に会った。
 グランプラスは11〜12世紀に市場として開かれた広場で町の中心にある。ギルドハウス(商売の組合)が立ち並ぶ姿は煌びやかだった。

 
4日目

 グランプラスの北にあるレストラン街。
伝統的なベルギー料理のレストランから、ビールが飲めるビストロまで並んでいて、「グルメ横丁」と呼ばれている。昼食はこの近くでベルギービールを飲みながらムール貝を美味しく頂いた。

4日目

アントワープへ
アントワープの由来は古代ローマ兵士ブラボーが、スヘルデ川で暴れる巨人の手(アント)を切って投げた(ウェルペン)ことから、付いた名とされることからきている。
正面はベルギーで一番大きなゴシック教会で、「キリスト降架」で有名なルーベンスの傑作が鑑賞できた。
4日目

 ドラゴンクエストを連想するこの建物はステーン城。もともとは13世紀初頭に建造した城の一部(要塞)とのこと。
市の所有となった16世紀からは牢獄として利用されていたそうです。
現在は、船の模型や航海の用具を展示する海洋博物館になっている。
ツアーのコースには入っていなかったので素通りして中を見ることは出来なかったが、入口銅像の巨人の伝説(飲んで家に帰るのが遅くなった言い訳として巨人が出てきたことにした)を聞いてどの国でも奥様が怖いのかな?と思った。
5日目

 20の島に70もの橋が架かる町といわれる水の都ゲント。
 童話に出てくるチルチルとミチルの姉弟の「青い鳥」で有名なメーテルリンクの出身地にふさわしいきれいな町並みであった。
5日目

 橋(brug)が語源といわれるブルージュの町並み。
マルクト広場にある鐘楼からの展望
5日目

 あいにくの雨の中でも、美しい町並みはそのままきれいであった。
 正面の建物はかわいらしいギルドハウス
5日目

 ブルージュは「水の都」とよばれるぐらいきれいな運河の町で、美しい中世の町並みは、「歴史地区」として世界遺産に登録されている。

5日目

 ペギン会院
現在は15世紀当時のままの修道服を身にまとったベネディクト派の修道女たちが暮らしている。
 庭にはかわいいラッパスイセンが咲いていた。

6日目

 2連泊したアントワープのホテルからみた早朝の風景。
 朝は7時前なのに何人かの建設関係の労働者が働いていのにはびっくりした。



6日目

 オランダは風車のあるキンデルダルクの風景。
珍しく19基もの風車が集まっている場所で世界遺産に登録されている。
6日目

 700万株もの花が咲くキューケンホフ公園。

1949年にオープンした世界的に有名な植物園。
チューリップ、ヒヤシンスなどが花が咲き乱れていた。
3月中旬〜5月中旬のみ開園しているとのこと、
花の命は短く切ないからこそ美しい。
6日目

 約32ha(東京ドーム7個分)の広大な敷地を歩き回ってあっという間の3時間だった。
花を見ている時間のみ天気がよく心が癒された。
7日目

 アムステルダムの中央駅。
陸の玄関口。1889年の完成で、ゴシックの影響を受けたオランダ・ルネッサンス様式の名建築。
 東京駅のモデルになった建物で歴史を感じる駅でした。(運河めぐりの乗船場から撮影)

7日目

 運河と自転車のある風景。(車窓から)
7日目

 船上生活もここアムステルダムでは意外と快適かも知れない。
今回は、中世の町並みをめぐる旅であった。
町の中心にマルクト広場があり大聖堂に市庁舎と鐘楼それにギルドハウスのある風景に共通点があった。(ブルッセル・ブルージュ・アントワープ・ゲント)
また運河のある美しい町並みは時間が許せばスケッチして帰りたかった。