旅行記

そばが美味しい奥出雲の旅
2011.10.22

 情報誌「リビングひろしま」を熟年夫婦が見て、美味しいそばを食べたいなーと意気投合。
情報誌に載っていたのはあじわいの奥出雲の特集でさっそく日帰りで奥出雲に出発した。
10時前に出発、一般道を走ったにもかかわらず昼過ぎには目的地に着いた。
そばを食べる前に伝統ある神社に参った。
この神社はヤマタノオロチ伝説の稲田姫を祀る神社。縁結びのご利益で娘に運命の人が現れるように祈った。
 稲田神社の社務所で、地元食材にこだわった郷土料理とそばがいただける「姫のそば ゆかり庵」で割り子そばと仁多米を頂いた。
 出雲そばは皮ごと挽くため色が黒っぽく、うまみと香りが残り独特な風味が特徴だ。
味おんちの2人だが美味しく頂いた。
 そば処「ゆかり庵」のすぐ横にスサノオノミコトと稲田姫の石像が建っていた。ヤマタノオロチ退治で活躍したお酒の入ったカメも真ん中で存在感を示してしていた。
 日本の原風景ともいえる奥出雲の地。神話やたたら製鉄でも有名だ。
たたら製鉄で財を得た糸原家の家宝を展示してある糸原記念館に立ち寄った。
写真は展示館の前で水琴窟の美しい音色を楽しむ風景です。
 糸原記念館の見所といえば、回遊式日本庭園もそのひとつ。
糸原家の大江戸口(勝手口)の大きさに驚いたあと、書院から見た日本庭園はなぜか心も落ち着く風情があった。
 絶唱の映画ロケがあった場所。
日本庭園を回って、洗心の路に行く途中小滝もあり風情のあるスポットだった。紅葉には少し早かったがそれでもところどころ楓が色づきはじめていた。
 洗心の路は、山野草が楽しめる散策道で、可憐な花や草を楽しむことができた。
なかでも淡い紫色の秋明菊がきれいだったのでついシャッターを押した。
 ちなみに秋明菊は名前にキクと付くがキクの仲間でなくアネモネの仲間である。
 巨岩・奇岩が織り成す美しい渓谷は鬼の舌震という名で呼ばれている。。
その昔、この地に住む姫を慕ってワニ(サメ)が斐伊川を登ろうとし、姫によって岩で行く手を阻まれたという伝説がのこされている。
現在姫橋が工事中だったため、反対側の下高尾から少し歩いてみようと思って歩き始めた。16時過ぎになり、紅葉もまだだったので途中で引き返した。写真は舌震橋から牛の首と名づけられた岩側を写したところです。
 可部屋集成館に着いたのが16時半、庭園はもう見れないかなと半分あきらめていたが、桜井家の人は親切で戸締りしていたにもかかわらず庭を見せてくれた。
11月の初旬には周りが紅葉してすばらしい景色になるのでまたいらっしゃいとおっしってくれた。
今度は早めに紅葉時期に来ることにしよう。
それにしても借景の滝は山からの自然の滝で水量も結構あり迫力があった。
こんな自然と一体化した庭園も珍しいと思った。
 桜井家の住宅
裏がすぐ渓谷で裏庭にもこじんまりした庭があった。
300年の歴史がもつ鉄師・桜井家の住宅の中も公開していたが時間が遅いので今回は庭園のみの拝観となった。
 桜井家の裏庭においてあった庭石がいかにもひょうきんなのでシャッターを押した。
坊さんがてれて頭をかいている様に見えませんか?
 同じく桜井家の水車
今でも現役でがんばっていた。
 桜井家そばで少し散策すると近くに神社がありました。鳥居のそばには大きなかしの木がそびえたって存在感をあらわにしていた。
写真は木からパワーをいただいている風景です。

 新型プリウスにて305km走行 
燃費は27.8km/Lでした。(一般道を走行し、信号もなく渋滞がなかったので一定速度で走ることが出来き燃費が良かったのだと思う)